第9回シネマコリア上映会
2002年日韓国民交流年記念事業
《開催概要》
【日 程】 |
7月27日(土) 東京・国際交流基金フォーラム
7月28日(日) 名古屋・愛知芸術文化センター 12階 アートスペースA |
【作 品】 |
『フランダースの犬/吠える犬は噛まない』 ※ 劇場未公開&名古屋初公開作品
『恋風恋歌』 ※ 日本初公開作品 |
【主 催】 |
シネマコリア |
【助 成】 |
国際交流基金「日韓国民交流年草の根交流事業助成」
財団法人名古屋国際芸術文化交流財団「海外との芸術文化交流助成事業」
名古屋市芸術文化団体活動助成事業 |
【後 援】 |
財団法人 名古屋国際センター |
【フィルム提供】 |
miro VISION、CINEMA SERVICE |
【H P】 |
http://cinemakorea.org/filmfes/ |
《タイム・テーブル》
全自由席 各回定員入替制 全作品日本語字幕付き
日付 |
時間 |
作品名 |
会場 |
7月27日(土) |
13:00 |
受付開始 |
【東京会場】 国際交流基金フォーラム
東京都港区赤坂2-17-22 赤坂ツインタワー 1F
地下鉄銀座線/南北線「溜池山王」駅、12番出口すぐ |
13:30 |
開場 |
14:00 |
『恋風恋歌』 |
16:00 |
開場 |
16:30 |
『フランダースの犬/吠える犬は噛まない』 |
7月28日(日) |
12:00 |
受付開始 |
【名古屋会場】 愛知芸術文化センター 12階 アートスペースA
名古屋市東区東桜1-13-2 TEL 052-971-5511
地下鉄東山線/名城線「栄」駅、4番出口から東へ徒歩2分 |
12:30 |
開場 |
13:00 |
『恋風恋歌』 |
15:00 |
開場 |
15:30 |
『フランダースの犬/吠える犬は噛まない』 |
● チケット
当日:1プログラム \1,500 2プログラム \2,800
※ 当日券のみ、前売り券はございません。
※ 各会場とも受付開始時刻より、当日上映する二作品の整理番号付当日券を発売いたします。
※ 各作品の開場時刻より、整理番号順にご入場いただきます。
※ 上映開始後のご入場はかたくお断りいたします。
※ 満員の場合は、ご入場をお断りすることがございます。
※ 会場内での飲食・喫煙は禁止されています。
※ 各会場、先着50名様に韓国映画グッズをプレゼント!
※ やむを得ぬ事情により、上映作品などが変更になる場合があります。
《上映作品》
『フランダースの犬/吠える犬は噛まない』 ※ 劇場未公開&名古屋初公開作品
韓国/2000年/106分/1:1.85/Dolby Digital SRD
監督=ポン・ジュノ 主演=イ・ソンジェ、ペ・ドゥナ
東京国際映画祭で会場を笑いの渦に巻き込んだ新感覚コミカル風刺劇が、ついに再上陸!
とある団地の小犬連続失踪事件をモチーフにしたユーモアたっぷりで一風変わった新感覚コミカル風刺劇。ユンジュ(イ・ソンジェ)は、犬嫌いのしがない大学講師。ある日、犬の鳴き声が気になった彼は、憂さ晴らしもあってお隣の犬を地下室に閉じ込めてしまう。アパートの警備室で経理の仕事をしているヒョンナム(ペ・ドゥナ)は正義感の強い女の子。彼女は行方不明になった小犬探しを手伝ってビラを団地に張るのだが・・・ 「日常」を題材にしながら、そこに含まれた韓国的な社会悪をコミカルに描きだした傑作。漫画チックな展開と極限までデフォルメされた登場人物も秀逸。東京国際映画祭とアジアフォーカス・福岡映画祭では『吠える犬は噛まない』という邦題で上映され、大好評を博した。
Director ポン・ジュノ
日常の些細なエピソードを題材にして「日常の中に隠れている非日常的な部分」、そこには社会不正的な要素があるのだが、それを批判しつつもコミカルに描くという独特のユーモア感覚と才能を持つ若手監督。1969年生まれ。特技は漫画。映画アカデミーで制作した短編『支離滅裂』(1994)がバンクーバー国際映画祭などに招待され、その作品性が話題となる。2000年に本作で長編監督デビュー。2002年には『血も涙もなく』に友情出演。現在、ソン・ガンホが主演する新作『殺人の追憶』を準備中。
Actor イ・ソンジェ
日本でも公開された『美術館の隣の動物園』(1998)、『アタック・ザ・ガス・ステーション!』(1999)、『エンジェル・スノー』(2001)でお馴染みのナイス・ガイ。本作ではこれまでのイメージを拭い去り、人間的な弱さを持ち、小悪をはたらく大学講師を好演。新境地を切り開いた。最新作は『公共の敵』(2002)。2001年の主演作『新羅の月夜』は日本でもビデオ・リリース予定。
Actress ペ・ドゥナ
1979年生まれ。21世紀にその活躍が最も期待されている若手女優。本作ではまさに「ハマリ役」といえる素晴らしい演技を披露。青龍賞で新人女優賞を受賞した。日本ではその出演作『プライベートレッスン 青い体験』(2000)が劇場公開されている。最新作は『復讐者に憐れみを』(2002)。現在『TUBE/チューブ』と『頑張れ!グムスン』を撮影中。2001年の主演作『子猫をお願い』は日本公開が予定されている。
『恋風恋歌』 ※ 日本初公開作品
韓国/1999年/96分/1:1.85/Dolby Stereo SR
監督=パク・テヨン 主演=チャン・ドンゴン、コ・ソヨン
済州島で始まった新しい恋を一幅の水彩画のように描いたシンプル・ラブストーリー
ソウルで大企業の平凡なサラリーマンとして生活していたテヒ(チャン・ドンゴン)は、四泊五日の済州島旅行で観光ガイドのコ・ヨンソ(コ・ソヨン)と出会い、彼女を愛するようになる。出会いと別れ、愛と運命に対する繊細な物語が、風光明美な済州島の自然をバックに描かれる。トップ・スターのチャン・ドンゴンとコ・ソヨンが初共演した愛すべき小品。主演の二人、そして済州道の自然美が堪能できる。プロデューサーは、『接続』(1997)、『カル』(1999)のチャン・ユニョン監督と、『純愛譜−じゅんあいふ−』(2000)、『エンジェル・スノー』(2001)を製作したク・ボナン。
Director パク・テヨン
1969年生まれ。中央大学映画科卒。学生時代から独立映画集団チャンサンコンメで活動し、『五月−夢の国』(1988)と『ストライキ前夜』(1990)の製作に参加。大学卒業後は放送界で活躍し、『ジャングル・ストーリー』(1996)の演出部で映画界に入門する。そして『接続』(1997)、『クワイエット・ファミリー』(1998)の助監督を経験した後、本作で長編監督デビューを果たす。第二作は保険金詐欺コメディ『なせば成る』(2000)。現在、第三作『恋人』を準備中。
Actor チャン・ドンゴン
韓国映画界を背負う看板スターの一人。日本公開された『友へ/チング』(2001)では自らの境遇と友人に対するコンプレックスからヤクザになり、身を滅ぼしてしまう男を入魂の演技で演じきったが、本作では旅先で恋に落ちるごくごく平凡なサラリーマンをナチュラルな演技で好演している。『友へ/チング』とは一味もふた味も違う彼の魅力を楽しみたい。最新作の『ロスト・メモリーズ』(2002)では仲村トオルと共演。次回作は『魚と寝る女』(2000)のキム・ギドク監督の新作『コースト・ガード』。
Actress コ・ソヨン
韓国三大女優の一人。そのネームバリューは『反則王』(2000)や『JSA』(2000)でギャグとして使われたことでも立証済み。日本公開作『エンジェル・スノー』(2001)では母性溢れる演技を披露し、観客の涙を誘った。本作では、ちょっぴり気の強い、けなげな観光バスガイドを演じているが、そのキュートさはまさに魅力炸裂!の一言。次回作はハン・ソッキュと共演する『二重スパイ』。主演作では『KUMIHO/千年愛』(1994)が日本でも劇場公開されている。
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