ポン・ジュノ
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名前 漢字 ハングル |
ポン・ジュノ 奉俊昊 봉준호 |
性別 |
男 |
監督作品 |
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1969年9月14日、ソウル生まれ。延世大学社会学科卒業。1992年に「黄色い門」という映画サークルを結成する。映画アカデミー11期出身(指導教授はチェ・ハウォン監督)。身長182cmと長身で、特技は漫画。自分でも漫画を書くという。
1993年、短編映画『白色人(White Man)』(16mm)を演出し、シニョン青少年映画祭'93で奨励賞を受賞する。1994年に演出した短編映画『フレームの中の記憶(Frame in Memory)』(16mm)はバンクーバー国際映画祭と香港国際映画祭に招待された。大学教授、大新聞の論説委員、検察などを主人公として、人間の隠された不正を描いた短編映画『支離滅裂(Incoherent)』(1995年、16mm、30分12秒、映画アカデミー卒業作品、第25回(2003)ぴあフィルムフェスティバルで上映)もバンクーバー国際映画祭・第20回香港国際映画祭・第1回サンディエゴ国際映画祭などに招待されており、その作品性が話題となった。また、1994年の短編『2001 Imagine』では撮影を担当。
1996年の『ビールが恋人よりいい7つの理由』で脚色を担当。また、ウノ・フィルム製作の『モーテルカクタス』(1997)でシナリオの共同執筆と助監督を、『ユリョン』(1999)ではシナリオの共同執筆を担当する。
2000年に『ほえる犬は噛まない』で長編監督デビュー。『ほえる犬は噛まない』は、団地で発生する小犬連続失踪事件の犯人が大学講師だったという設定で、大学教授の隠された不正を描いた『支離滅裂』の延長線上にある作品といえる(ロケ地に使った団地は『ほえる犬は噛まない』と同じ)。些細な日常のエピソードを題材にして「日常の中に隠れている非日常的な部分」、そこには社会不正的な要素があるのだが、それを批判しつつもコミカルに描くという独特の才能を発揮した。この作品で、若手監督の集い「ディレクターズ・カット」が選定する2000年新人監督賞を受賞。
2002年には『血も涙もなく』に友情出演した。
次回作は『殺人の追憶』。
初版:2000/2/23
最新版:2002/4/8
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