イ・ガンサン
名前 ハングル |
イ・ガンサン 이강산 |
性別 |
男 |
照明作品 |
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照明監督。監督と撮影監督が要求する照明を的確に生み出すことで定評がある。
1954年、江原生まれ。高校を卒業して、友人と写真スタジオを営業していたが、1979年から照明の仕事を始める。劣悪な映画製作環境の中でも照明技師の仕事を続けていたイ・ガンサンにとっての転機は、1991年にパク・クァンス監督の『ベルリン・リポート』製作に参加したことにより、当時パク・クァンスの助監督だったキム・ソンス(現、監督)と出会ったこと。これが縁で、1993年にキム・ソンスの短編映画『悲鳴都市』で初めて照明監督を担当する。そして、この作品で認められたイ・ガンサンは、16年という長い助手生活に終止符を打ち、1996年にカン・ジェギュ監督のデビュー作『銀杏のベッド』で長編映画の照明監督としてデビューする。
『悲鳴都市』でコンビを組んだキム・ヒョング撮影監督とは1997年に『ビート』で再びコンビを組み、以来『スプリング・イン・ホームタウン』、『太陽はない』、『ペパーミント・キャンディー』、『Interview』、『MUSA−武士−』、『春の日は過ぎゆく』などその年の韓国映画を代表する作品を撮影=キム・ヒョング、照明=イ・ガンサンのコンビで生み出している。
2002年に公開された日韓合作『ソウル』にも、応援照明として撮影に協力している。
『ビート』で第17回(1997)映画評論家協会賞技術賞(照明)を、『ペパーミント・キャンディー』で第23回(2000)黄金撮影賞照明賞を受賞している。
初版:2000/4/1
最新版:2002/2/15
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