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ドクターK


題名
英題
ハングル
ドクターK
Dr. K
닥터 K
製作年 1998
時間 107
103(日本版DVD)
製作
提供
共同提供
フリーシネマ
イルシン創業投資
韓国技術金融
監督 クァク・キョンテク
出演 チャ・インピョ
キム・ヘス
キム・ハヌル
ユ・インチョン
パク・サンミョン
ソ・テファ
アン・ソックァン
アン・ジェモ
パク・ナミ
ソ・ヒスン
日本版
Video
DVD
DVD

 病院を舞台にしたメディカル・ミステリー・ドラマ。

 神経外科レジデント4年のカン・ジミン(チャ・インピョ)は「神医」と呼ばれる程の腕の持ち主で、現代医学では回復不能といわれた幼い患者の脳手術も成功させてしまう。しかし、神経外科長イ・ソンミョン(ユン・インチョン)は彼の神業を信じることができず、手術現場を録画したビデオを外国に送り彼の秘密を探ろうとする。一方、イ・ソンミョンの姪であり、医大でジミンと同期だったピョ・ジス(キム・ヘス)はジミンのために常に2番手に甘んじてきた麻酔科専門医。当初はジミンに嫉妬心を抱いていたジスだが、いつしか彼を愛するようになる。しかし、脳腫瘍患者オ・セヨン(キム・ハヌル)も彼に恋心を抱いていた。

 オペのシーンは、アメリカのTVドラマ『ER』風だが、ラブ・ロマンスがミックスされているのは韓国のTVドラマ『総合病院』風。CGを使った頭蓋骨切断シーンは背筋が寒くなるほどリアル。撮影の大部分は東亜大学医学部附属病院で行われた。

 キム・ハヌルの演技が好評。『ナンバー・スリー』の「灰皿」、パク・サンミョンが神経外科病棟の医師を演じている。また、8.15特赦で解放された詩人パク・ノヘが医師役でエキストラ出演。

 1997年の『オクスタン』で監督デビューしたクァク・キョンテクの第2作。彼は医大に籍を置いた後、映画監督を目指してニューヨークに留学したという経歴の持ち主。製作は『ジャングル・ストーリー』『ナンバー・スリー』のフリーシネマ。撮影はファン・ギソク。照明監督はイ・ガンサン

 1999年ブリュッセル・ファンタスティック映画祭、第3回(1999)富川国際ファンタスティック映画祭「ファンタスティック韓国映画特別展」部門出品、第18回(1999)バンクーバー国際映画祭招待作品。

初版:1999
最新版:2001/1/8



投稿者:SUMさん 投稿日:1999年4月25日(日)19時50分38秒

 チャ・インピョがカッコイイから見ていられるけれど、彼のキャラクターがつかめないのが残念。そのあおりを食らって、キム・ヘスやキム・ハヌルは綺麗で演技も上手くこなしているのに、役としての存在感が不安定になってしまっている・・・。

 それでも、監督の演出力はまずまずで、メインキャラクターたちを「キャラクター」として活かし切れていなくても、役者としては活かしているように思う。ストーリーには今ひとつのめり込めない作品ではあるが、特に彼ら3人のファンなら、見ておきたい作品ではなかろうか。

【評価:★★★】


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