キム・ソンス
名前 漢字 ハングル |
キム・ソンス 金性洙 김성수 |
性別 |
男 |
監督作品 |
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1961年、ソウル生まれ。世宗大学英文科卒業。東国大学大学院演劇映画科映画演出専攻。大学時代はユ・ハ、アン・パンソク等と様々な芸術活動をしていたが、大学卒業間近の1986年にユ・ハの勧めで参加した新村ウリマダンの8mm映画ワークショップがきっかけとなり映画演出を夢見る。その後、ユ・ヒョンモクに弟子入りしようとするが、彼が映画の現場を離れていたので断念し、東国大学大学院に進学する。
パク・クァンス監督の『追われし者の挽歌』で脚本を、『ベルリン・リポート』で助監督を担当。他に、ヨ・ギュンドン監督の『セサン・パクロ 外の世界へ』とイ・ヒョンスン監督の『君の中のブルー』,『ネオンの中へ陽が沈む』の脚色を担当している。1993年に製作した短編『悲鳴都市(Dead End)』(後援:シンシネ,企画:ヨ・ギュンドン)は大きな注目を浴び、神戸国際インディペンデント映画祭など多くの国際映画祭に招待された。
1995年に『ラン・アウェイ』で監督デビュー。以後、一貫してアクション映画を撮り続けている。高速撮影(スローモーション)、低速撮影、モンタージュ技法にジャンプ・カットと、ありとあらゆる撮影方法を駆使して独特の世界を構築する映像のスタイリスト。最近作『ビート』と『太陽はない』の2本により、「男性美を表出する映像作家」、「若さを描く青春映画監督」との評を得る。
2000年には、チャン・ヒョクとチョン・ジヒョンが出演したミュージック・ビデオ『Hey Girl』の監督をしている。
最新作は『MUSA−武士−』。
2002年には、FIFAワールドカップ公式ソング『Let's Get Together Now』のミュージック・ビデオを監督した。この作品は、サッカーを通じて世界が一つになるという内容で、試合前に公式ソングがBGMとして流れる中、大型ビジョンで上映され、日本でも好評を博した。
次回作は『英語完全征服』。
初版:1998
最新版:2002/6/15
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