21世紀に入り、めきめきと頭角を現してきた助演男優。デビュー後10年ほど、なかず飛ばずの時代を経験した苦労人。劇団ユー・シアター正式団員。日本公開作では『ラスト・プレゼント』でイ・ジョンジェのお笑いコンビ・パートナー役、そして『パイラン』でチェ・ミンシク演じる主人公カンジェの後輩ギョンス役で有名。
浪人生の時は英文科志望だったが、実際には中央大学の演劇映画科に入学。一年生のとき、ワークショップで主演に抜擢されたのがきっかけとなり、演技者の道を歩むようになる。1990年に『そう、たまには空を見よう』でスクリーン・デビュー。1991年にはSBS公開採用タレントとしてデビューするが、それ以降10年ほどは無名時代を送る。
俳優としての転機となったのは、2001年の『パイラン』。チェ・ミンシク演じる主人公の後輩チンピラ役を演じたこの作品で、第39回(2002)大鐘賞助演男優賞にノミネートされ、注目を浴びる。そして、その後は怒涛の出演作ラッシュ。
2002年には『恋する婚活プランナー』の演技により、第3回(2002)釜山映画評論家協会賞助演男優賞を受賞。第23回(2002)青龍賞でも助演男優賞にノミネートされる。また、テレビでもMBCテレビ・ドラマ『恋人たち』などで人気を博するようになる。
2003年には、『パイラン』のシナリオ作家キム・ヘゴンの誘いで、同氏がシナリオを担当した『SSU』に出演したほか、『星』にも助演出演。
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初版:2003/3/4
最新版:2003/5/20
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