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第7回シネマコリア上映会
《開催概要》
【日 程】 |
4月22日(日) |
11:00 『その年の冬は暖かかった』(無料) |
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13:00 ゲスト・トーク(無料) ゲスト:田代親世さん |
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14:45 『五月−夢の国』(有料) |
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※ 会場は238席。各回定員入替制。開場は上映の15分前。 |
【会 場】 |
名古屋市博物館 B1F 講堂
名古屋市瑞穂区瑞穂通1-27-1 TEL 052-853-2655
名古屋駅から地下鉄桜通線に乗り「桜山」駅下車、4番出口から南へ徒歩3分 |
【入場料】 |
『五月−夢の国』 当日券のみ 1,200円
※ 『その年の冬は暖かかった』はフィルム貸出元である韓国文化院の規定により無料上映。
※ ゲスト・トークも無料。 |
【主 催】 |
シネマコリア |
【共 催】 |
駐日大韓民国大使館・韓国文化院 |
【後 援】 |
財団法人名古屋国際センター |
【フィルム提供】 |
駐日大韓民国大使館・韓国文化院、スタンス・カンパニー |
《上映作品》
『その年の冬は暖かかった』(1984年,韓国) How Warm was That Winter/120分/16mm/カラー
ペ・チャンホ初期メロドラマの感動作。パク・ワンソ(朴婉緒)の小説を映画化。朝鮮戦争のさなか離れ離れになった幼い姉妹が成長して再会するまでをヒューマニスティックに描く。朝鮮戦争からベトナム戦争に至るまでの韓国を背景にしているが、回想シーンなどでペ・チャンホの映像テクニックが光る。イ・ミスクの演技力も見所。
朝鮮戦争のさなか、姉のスジは生き残るために足手まといの幼い妹オモクを置き去りにする。長い歳月が流れ、スジ(ユ・ジイン)は裕福な家庭に育ち、工場主任のイルジェ(ハン・ジニ)と結婚。一方の妹オモク(イ・ミスク)は孤児院で育ち、同じ工場で働き同じ孤児院出身のイルファン(アン・ソンギ)と結婚して極貧の生活を続けている。スジは見放した妹のことで罪責感に悩み彼女を探し続けているのだが... 月日は経ち、イルジェはベトナム戦争で金持ちになり、イルファンは片足を失う。そして、ついにスジがオモクに「実の姉」であることを告白する時が来る。
『五月−夢の国』(1988年,韓国) Oh! My Land of Dreams/84分/16mm/カラー
1980年5月に光州で発生した市民の民主化運動に対する政府の大弾圧、いわゆる光州事件をテーマにしたインディペンデント映画。光州事件を扱った作品には『つぼみ』(1996),『ペパーミント・キャンディー』(1999)などがあるが、本作はおそらく光州事件を題材にした最初の韓国映画。1988年の韓国公開当時は、当局の上映中止勧告にもかかわらず自主上映で延べ30万人の観客を動員した。若き映画人達がゲリラ的に製作しており「何かを伝えたい」という熱意がひしひしと伝わってくる佳作。なお、この作品の共同監督であるチャン・ユニョン、チャン・ドンホン、イ・ウンの三人は現在商業映画界で監督・プロデューサーとして大活躍している。
《ゲスト・トーク》
昨年、『韓国エンターテイメント三昧』を出版された田代親世さんをゲストにお迎えし、韓国映画やスター俳優・アイドルについてお話を伺います。
ゲスト紹介 田代親世(たしろ ちかよ)
フリー・アナウンサーとして、テレビ朝日系のお昼の情報番組「ワイドスクランブル」でレポーターを務めたり、ラジオ日本でニュースを伝えるかたわら、韓国エンターテイメント・ライターとしても活躍。実は大の香港映画迷で、香港返還を実体験しようと1997年に仕事を辞めて香港に留学した経験あり。そして、帰国後に韓国エンターテイメントの面白さに目覚め、研究を始める。
主著は、韓国の歌謡アイドル、銀幕やお茶の間のスターたちを紹介した入門書『韓国エンターテイメント三昧』(芳賀書店)。また、韓国エンターテイメント界をさらにディープに探った第二弾『韓国エンターテイメント三昧 vol.2』を4月中旬に出版。『ユリョン』のパンフレットにも文章を寄稿している。ちなみに自己分析は「冷静なミーハー」とか。
※『韓国エンターテイメント三昧 vol.2』は当日会場にて販売いたします。
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