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少女たちの遺言


画像提供:オンリー・ハーツ(以下、同じ)


題名
英題
原題
ハングル
少女たちの遺言
Memento Mori
女高怪談 二番目の物語
여고괴담 두번째 이야기
製作年 1999
時間 97
製作
配給
シネ2000
シネマ・サービス
監督 ミン・ギュドン
キム・テヨン
出演 キム・ミンソン
パク・エジン
イ・ヨンジン
コン・ヒョジン
キム・ミニ
ペク・チョンハク
チョン・ジンガク
日本版
Video
DVD
字幕版Video
吹替版Video
DVD

 異性への恋、同性への憧れ、女子高校生の揺れる乙女心を、切なく、哀しく、みずみずしいタッチで描いた小品。英題の「メメント・モリ(Memento Mori)」はラテン語で「死を想え/記憶しろ」という意味。

 女子高校に通うソ・ミナ(キム・ミンソン)はある日、学校のグラウンドの片隅で一冊の日記帳を見つける。この日記は、陸上部のリュ・シウン(イ・ヨンジン)と合唱団のミン・ヒョシン(パク・エジン)の交換日記だった。ヘンな娘、シウンといちゃいちゃしてる、国語教師コ・ヒョンソク(ペク・チョンハク)と関係しているとの噂・・・などなどで皆からのけ者にされるヒョシン。彼女は、同性であるにもかかわらず中性的な雰囲気を持つシウンを愛するようになっていた。日記帳を読んで、二人の関係を知ってしまったミナは、恐ろしいながらも彼女らを理解するようになる。しかし、身体検査の時間にヒョシンが屋上から投身自殺し、学校は恐怖のどん底に叩き落とされる。

 韓国映画アカデミー13期同期のミン・ギュドンとキム・テヨンが共同演出した。シナリオもニ人が担当。ニ人にとっての長編監督デビュー作だが、彼らは既に短編映画『17才』や『蒼白な青い点』を共同演出している。なお、韓国映画の共同演出作品は『ソウルのイエス』以来ニ作品目だが、まともに公開された作品としてはこの『少女たちの遺言』が初となる。

 邦題からはうかがい知ることができないが、1998年上半期最高のヒット作『女校怪談』の第ニ弾。ただし、前作『女校怪談』の続編ではなく全く独立した話。両監督がオ・ギミン プロデューサーからオファーを受けた時は、作品に対するガイドラインは全くなく、『女高怪談』という題名に促した内容なら何でもよいと言われたという。そこで、両監督は「怪談」ではなく「女子高校」にウェイトを置き、女子高校生の悩みや葛藤・不安の原因を映画化することを決意。ニ人は、ニヶ月間の資料調査の後、ニ週間、女子高校演劇部担当講師になり、現役女子高校生からインタビューをとってシナリオを書きあげた。学校や思春期の学生の不安定さを表現するために80%を手持ちカメラで撮影。撮影監督は短編の名作『日差しを切り裂く子』の撮影を担当したキム・ユンス。音楽はチョ・ソンウ

 主役の女子高校生、ミナ、ヒョシン、シウンの三人はすべて新人を起用しているが、彼女達三人のみずみずしい演技がとにかく素晴らしい。主役の新人三人娘はこの映画の後、芸能界で引っ張りだこになった。余談だが、シウン役のイ・ヨンジンは、ファンの90%以上が女性と言われており、2001年には年上の女性ファンの一人がイ・ヨンジンに結婚を迫るというストーカー事件が発生した。また、彼女は2000年の日韓合作『純愛譜−じゅんあいふ−』でも登場人物のレズの相手役として特別出演している。

 ソ・ミナを演じるキム・ミンソン(1979年8月16日生まれ)は澄んだ大きな瞳が魅力の新人女優。SBSの『順風産婦人科』,『LAアリラン』、MBCの『今日は良い日』,『愛してると言ってみたの』、KBSの『新世代報告』,『学校』、『士官と紳士』などのドラマのほか、CM、ミュージックビデオにも出演し、同徳女子大学放送演芸科ニ年に在学中(撮影当時)。高校三年生(撮影当時)のパク・エジン(1981年4月1日(陰暦)生まれ)は、パソコン通信ハイテルのフォーラムで行われた「サイバー・キャスティング」で、500:1の高倍率を潜り抜けて本作にキャスティングされた。この映画ではミン・ヒョシンを演じ、成熟したイメージと新人とは思えない演技力を披露している。リュ・シウン役のイ・ヨンジン(1981年2月24日生まれ)は、『LIES/嘘』キム・テヨンも通っていたモデル養成スクール「モデル・ライン」の47期卒。1998年にハ・サンペクのファッション・ショーでデビュー以来、ファッションショーや、ファッション雑誌・MV・CMなどで活躍している。映画は本作が初出演となるが、シウン役そのものの中世的でエキゾチックなイメージが魅力のクール・ビューティ。

 映画の冒頭、ハンディカムで教室を撮影しているジウォン役のコン・ヒョジンは、1980年4月4日生まれで、富川チュンフン高等学校三年在学中(撮影当時)。『8.15コーラ』と『ファンタ』のCMなどに出演している。『少女たちの遺言』の後は、2001年に『ガン&トークス』『火山高』に出演。またヨナンを演じたキム・ミニは1983年生まれの高校二年生(撮影当時)。映画は『我が心のオルガン』にも出演している。

 1999年のクリスマス・イブに公開されたが、女子高校生の生態が的確に描かれているのが高校生の共感を受け、ヒットした。ちなみに劇中では、交換日記が重要な役割を果たしているが、韓国公開当時、韓国の女子高校生の間では、フランスのロジェマルテン・ド・ガルの小説『灰色のノート』の影響で、交換日記が流行っていたとか。

 2001年スラムダンス国際映画祭コダック・アワード撮影賞、第36回(2000)百想芸術大賞新人監督賞(キム・テヨン,ミン・ギュドン)・女子新人演技賞(イ・ヨンジン,パク・エジン,キム・ミンソン)、第20回(2000)映画評論家協会賞新人女優賞(イ・ヨンジン,パク・エジン,キム・ミンソン)受賞作品。

 第1回(2000)全州国際映画祭「韓国映画長編」部門、第19回(2000)バンクーバー国際映画祭、2001年スラムダンス国際映画祭コンペ部門、第30回(2001)ロッテルダム国際映画祭、第3回(2001)ブエノスアイレス国際独立映画祭、第21回(2001)Fantasporto国際映画祭公式コンペ部門、第11回(2001)香港レズビアン&ゲイ映画祭、第24回(2001)シアトル国際映画祭、第10回(2001)東京国際レズビアン&ゲイ映画祭、2000年ハンブルク映画祭コンペティション部門、2000年ストックホルム映画祭招待作品。

 東京国際レズビアン&ゲイ映画祭では、『メメント・モリ』という題名で上映。

初版:1999/12
最新版:2002/2/17


【ソチョンの鑑賞ノート】

2000年2月1日執筆
2001年7月3日加筆訂正

 韓国語の原題は『女高怪談 二番目の物語』。2000年に、日本で単館公開された『女校怪談(原題:女高怪談)』の第二弾です。でも、ホラー映画と思ってみると、ちょっと失望するかもしれません。なぜなら全然恐くないから。

 この映画は「女高怪談」のうち「女高」に主眼を置いた作品です。女子高校生の悩みや葛藤・不安の原因、思春期に訪れる通過儀礼の数々、そこにレズビアンというスパイスを効かせて、『八月のクリスマス』の音楽監督として有名なチョ・ソンウの音楽(絶品!)を被せて出来上がった映画。女子高校生の成長物語と言っても良いでしょう。

 冒頭、ある女子学生がハンディカムで教室の様子を撮影するのですが、ドキュメンタリー・タッチな、このシーンがすごく良い! 私は男なので、日本に限らず韓国に限らず、実際の女子高校の内部がどうなっているかは知らないのですが、「多分、今の韓国の女子高校ってこういう感じなんだろうなぁ〜」と思わせてくれるほど写実的で、役者も生き生きしていて、ホント素晴らしい出来です。

 前作の『女校怪談』は、教師のスパルタ教育が生み出した悲劇を描いていました。確かに、あぁいうスパルタの世界も今でもあるのかも知れませんが、ちょっと大袈裟。実際の韓国の女子高校はこの『少女たちの遺言』を見ることによって垣間見ることができるのだろうと思います。

 女子高校生の描写に優れているという意味では、是非女性に見ていただきたい作品でもあります。『JSA』は男の友情物語でしたが、『少女たちの遺言』は女性の物語。彼女達の言動には必ずや「こういうこと、あるある!」と共感できる部分があるはず。

 前作は「教師 vs 生徒」でしたが、今回は「生徒 vs 生徒」です。レズビアンも出てきますが、それを主題にした映画ではありません。日本でいえば、宝塚にご執心になる年頃ってありますよね。あれと同じ雰囲気です。同性への憧れの時期を経て、異性への本当の恋が芽生える。その不安定な時期、友情と愛情の区別がつかない乙女心を描いたのが『少女たちの遺言』です。


 中性的な雰囲気を持っているかっこいい女の子シウン(イ・ヨンジン)。皆から除け者にされている同級生ヒョシン(パク・エジン)が彼女に恋をします。廻りから疎んじられれば疎んじられるほどシウンとの関係が唯一の心の拠り所になるヒョシン。しかし、彼女が皆の前でシウンにキスをした瞬間、シウンの心はヒョシンから離れていきます。そして、身体検査の時間、恐ろしい出来事が・・・ 時は繰り上がってその日の朝、もう一人の主人公ミナ(キム・ミンソン)が、ヒョシンとシウンの交換日記を拾います。そして、ニ人の愛を綴ったこの交換日記が物語の扉を開きます。

 さぁ、あなたも韓国の女子高校の世界へ!


【追記 ちょっと一言】

 この映画は、実際の思春期がそうであるように、現実と幻想、現在と過去が入り交じりながら展開していきます。ですので、予備知識なしで見るとストーリー的にちょっと混乱する恐れありです。できれば、あらすじをある程度頭に叩き込んでおき、かつ主役の三人の女優の顔を区別できるようにしてから見たほうがいいでしょう。

 『少女たちの遺言』はニ人の監督による共同演出作品。韓国映画の共同演出作品は『ソウルのイエス』(1986年,ソヌ・ワン&チャン・ソヌ)以来ニ作品目ですが、まともに公開された作品としてはこの『少女たちの遺言』が初となるようです。監督はミン・ギュドンとキム・テヨン。韓国映画アカデミー13期で同期のニ人は、短編『17才』と『蒼白な青い点』でも共同演出をしており、前者は第21回(1999)ぴあフィルムフェスティバルで、後者は第1回(1998)東京国際短編映画祭で上映されています。短編で名をあげ、映画界入りしてくる若手監督の一人です。

 そして、もう一人、注目しておきたい人物がプロデューサーのオ・ギミン。この人物は『女校怪談』(1998)と本作『少女たちの遺言』(1999)をプロデュースした後、独立して映画社「魔術の笛」を設立し、創立作品として『子猫をお願い』(2001)という秀作を発表しています。『女校怪談』と『少女たちの遺言』は言うまでもなく、女子高生が主役。そして『子猫をお願い』は高卒で社会に出た20歳の女性五人の物語。いずれも若き女性の心のうちを的確に描写したことで有名な作品ですが、これらの作品の成功のかなりの部分は、監督ではなくプロデューサーの手腕にあるのではないか? そんな気がしています。オ・ギミン、この名前は覚えておくことにしましょう。


読者の声
『少女たちの遺言』グッズ・プレゼントなどより

  • なかなかブンゲイの香りのある作りで楽しめた。どこにでもあるごくありふれた女子高の情景がイイ。恐怖の対象を直接見せない演出や心理サスペンス的な構成もよく効果が利いている。不気味な交換日記などの小道具も恐い。主演の女の子たちもへんに奇麗じゃなくて、自然なイモ臭い感じがあっていいねぇ。でも途中で、なんか日本の似たような題名の映画に似たようなシーンが出てくるのを思い出していまい、ちょっと興覚めになってしまった。

    【評価:★★★★】

  • 女子高生の撮り方がとにかくみずみずしくすばらしい。泣ける映画だと思うのは私だけだろうか? こういう映画が日本に紹介されないのは損。(愛知県在住,♂

    【評価:★★★★】

  • 韓国でも見ましたし、ビデオも持っています。パク・エジンのファンなのでそのときは楽しく見ました。ぜひもう一度ビデオなり劇場でみたいです。これからも応援していきます。パク・エジン ファイティング!!!!(東京都在住,♂,パク・エジン派

    【評価:★★★】

  • 最近韓国映画が面白くなくなってきていますが、この作品は楽しみです!(愛知県在住,♂,イ・ヨンジン派

  • インタビュー読みました。三人とも映画とけっこう雰囲気が変わっていてびっくり。エジンさんは映画だとちょっと気持ち悪かったんですが素顔は素敵ですね。映画は最後のパニック場面がダメでしたが、あとはよかったです。矛盾だらけの話ですけど、あのムードや生活感のある描写は貴重。(神奈川県在住,♂,イ・ヨンジン派

    【評価:★★★】

  • 韓国女優の濃いメイク、整形美がちょっとダメなので、この作品のナチュラルな女子高校生は素敵でした。特に愛嬌のある顔で伸びやかな姿態のミナがとってもチャーミング。内容では、あんな美人のヒョシンは普通いじめられないぞとか、あんたそこまで出来るなら死ななくたってグラフィック・デザイナーとして有名になれるよとか思いました。(神奈川県在住,♀,キム・ミンソン派

    【評価:★★★】

  • 大変好きな作品です。韓国に遊びに行った際、Video-CDを買って初めて観ました。もちろん字幕がないので台詞はほとんどわかりませんでしたが非常に気に入りました。『女校怪談』を観てなかなか面白かったので、その第二弾ということで興味を持ちVideo-CDを買ってみたのですが、前作とはまた全然違ったホラーというより「青春映画」とも言える映画のテイストに惹かれました。三人の初々しい演技も大変いいですね。東京国際レズビアン&ゲイ映画祭で字幕付きを観て益々気に入り、来週からの公開も前売り券買っちゃいました。(埼玉県在住,♂,パク・エジン派

    【評価:★★★★】

  • 最近の韓国映画はすごくよくて、どれも見てみたい映画ばかりです。この映画はまだ見ていないのですが、同じ高校生として是非見てみたいです。(兵庫県在住,♀,パク・エジン派

  • (韓国在住)

    【評価:★★★★★】

  • 同じ女子高生でも日本と韓国では、どんな違いがあるのか、韓国の高校生はどういう考えをもって生活しているのか見てみたいので楽しみにしています。また、三人の純粋な演技も楽しみにして、見てみたいと思います。(東京都在住,♂,キム・ミンソン派

  • 女子校時代にタイムトリップしました。一番苦しくて、一番「激しく」人を愛したとき(決して一番深く愛したというわけではない)。その愛は、ときに自己中心的で同時に自虐的で、また他人を傷つけるものであったりする。大人になった私たちがパートナーに持つべき優しさや、お互いを尊重しあう関係を築くような愛情と比べたらひどく幼いものかもしれない。しかし子供が残酷であると同時に純粋だと言われるように、ヒョシンの愛も、幼く脆いけれども同時に激しく純粋な愛だと思う。ヒョシンとシウンの関係を見ていて、そんな時期を懐かしく、そして少し切なく思い出すのは私だけではないはず。何かの前宣伝で、ヒョシンは「同性愛と噂されて自殺した」とあった。でも、映画を見てそうではないのではないか、と思った。彼女は、周りからどう見られるかなど関係ない。ただ「シウンだけ」なのだと思う。シウンさえいれば周りなんて関係ない。そんな激しい気持ちよりも周りの視線を気にするシウン。シウンにキスをするヒョシンに「学校ではやめて」。シウンのこの言葉がヒョシンをどんなに傷つけただろう。教師と関係を持ったことも、捨て身でシウンの気を引きたかったとしか思えない。でなければ、シウンがどこで何をしているか一秒でも離れていられないなんてことはないだろう。まして死ぬことなんてできない。どこまでも自虐的で脆い愛、それは周りから見たらホラー現象のように恐ろしいものかもしれない。しかし、日記からつながる彼女たちの愛にはまり込んだら、ホラー現象など彼女たちの感情を具現化する空模様ほどに気にならなくなる。私はこの映画を、ホラー色をちりばめた激しくて切ない「初恋」の話だと思った。(東京都在住,♀,イ・ヨンジン派

    【評価:★★★★】

  • 原語のビデオで観たのですが、とてもおもしろかった。やはり日本公開したかという感じです。(千葉県在住,♂,キム・ミンソン派

    【評価:★★★★】

  • 私は韓国に住んでいるこの映画のファンです。偶然にアクセスした日本の映画サイトで私が好きな映画がこのように良い形で紹介されていて嬉しいです。この映画は韓国では1999年12月24日に公開されました。映画好きな私にとっても最高の映画として記憶しています。特に女子高生の繊細な心理描写が心に残っています。今日はクリスマス・イブですが、この映画の韓国公開からちょうど二周年にあたります。韓国では興行的にはそれほど成功できなかったけれど、私のようにこの映画を愛する人々が今でもたくさんいます。日本での反応がとても気になります。今後とも、良い韓国映画に素晴らしい声援を送ってくださるようお願いいたします。"Memento Mori" fighting !! p.s. 韓国にこの映画を愛するファンのサイトがあります。http://cafe.daum.net/mementomori (韓国在住,♀)

    【評価:★★★★★】

  • (徳島県在住,♂,パク・エジン派

    【評価:★★★★】

  • まだ見ていないので、是非見たい映画です。この頃韓国映画は勢いがあって、素晴らしい作品が多いように思います。ただなかなか地方で上映されないのが、寂しい限りです。(静岡県在住,♂,キム・ミンソン派

  • 女子高ではなかったが、私にも女子高生だった時代がある。今、思うと学校とは特異な場所だった。子供でも大人でもない、何者であるか見分けがついていない者達が集められ、強制され、閉鎖された一面も持つ空間で、毎日のように同じ時間を過ごす。楽しいことも嫌悪することもひっくるめ、今となっては戻ることのできないかけがえのない時間だった。リアルで非リアルな時。女子高生の実態と怪談話という組合わせは、同性愛や、教師と生徒のそれ以上の関係、少女の自殺を絡めて融合し、美しいピアノの音に乗せて入ってきて、懐かしさや憧れをおいていった。(東京都在住,♀,イ・ヨンジン派

    【評価:★★★★】

  • 映画によって、生き生きとした、美しい、不思議な世界に連れて行かれて、暫く戻る事が出来ませんでした。その後数時間映画の余韻に浸って過ごして、やっと現実に戻れました。主役の三人だけでなく、少女達全てが生き生きとして、本当にあの学校で全身で生きている様な気がします。(東京都在住,♀,イ・ヨンジン派

    【評価:★★★★】

  • 1/1映画の日に新宿武蔵野館(旧シネマカリテ)に見に行こうと楽しみにしていたら、なんと突然12/29よりモーニングショーのみに変更になっていました(泣)。客入りが悪かった? 映画の中で回想シーンになったり、現在に戻ったりと時間的にリニアに進行しないところが一般のお客さんには分かりにくかったのでしょうか? ともあれ、鳴り物入りで登場した『リベラ・メ』も二週間で打ち切りになるし、日本の韓国映画ビジネス大丈夫なのか、とファンの立場ながら心配になります。(山梨県在住,♂,パク・エジン派

    【評価:★★★★】

  • つい最近観ました。扱ったテーマはとてもよかったと思いますが、最後のしめ方が僕にとってはあまりぱっとしませんでした。一人で観にいく場合はいいが、友達を誘って行くにはちょっとって思いました。(千葉県在住,♂,パク・エジン派

    【評価:★★★】

  • 今日新宿で見てきました。女子高生モノだし怪談ということで本来の自分の好みではなかったりして、正直それほど期待していませんでした。でも最近の韓国映画の面白さからして、今観ておかないと後で後悔するような気がして、モーニングショーにもかかわらずいそいそと出かけて観て来ました。面白かったですね。特に前半が。確かにきっとそうなんだろうなぁってゆう笑いがありました。ストーリーも時間軸が前後するので、そのせいか一定の緊張感が保てました。もしあれを普通の時間軸で表現したら全然別の作品になってだしょうね。ただ後半はいかがなものでしょうか。仕掛けもまぁ普通ですし、学校全体を巻き込まなくてもいいのではと思ったりしました。そうそう、パク・エジンは今後期待できそうですね。韓国映画はホント当たりが多い。嬉しい限りです。(東京都在住,♂,パク・エジン派

    【評価:★★★★】

  • 「ホラーだけどあまり怖くない」と聞いてましたが、私はとても怖かったです。と同時に、悲しくせつない青春映画でもあると思います(しかし、あの男の先生は可哀相すぎます)。(東京都在住,♂,キム・ミンソン派

    【評価:★★★★】

  • 観てる間は作品の邦題名がちょっとちがうんでは?って思ったのですが、いまでは気に入ってます。東京では短期間の公開でしたがスクリーンで観ることができてとても幸せでした。またスクリーンで観たいです。(東京都在住,♂,イ・ヨンジン派

    【評価:★★★★】

  • 韓国の俳優さんの体当たり演技と闘志がすごい。今後の活躍に大きく期待します。(東京都在住,♂,キム・ミンソン派

  • みんな大人になって綺麗になってて驚きました!!(東京都在住,♀,パク・エジン派

  • 韓国の女子高生のリアルな日常を描いていて日本とあんまり変わらないんだなと親近感が沸いて感情移入できました。でてくる女の子も皆演技は自然体でとても好感が持て、内容もホラーチックで面白かったです!(神奈川県在住,♀,パク・エジン派

    【評価:★★★★】

  • 日本の大林宣彦監督の映画のようだった。青春の苦さと甘さが何とも言えない。(大阪府在住,♂,パク・エジン派

    【評価:★★★★】

  • おもしろそうなので見たいです☆(富山県在住,♀,イ・ヨンジン派

  • パク・エジンさんを観たくて劇場に足を運びました。KNTVで放送していた『四姉妹物語』でエジンさんの演技に涙していたものですから。^_^; 前作の『女校怪談』とはまた違った雰囲気の作品で楽しめました。早く、もう一度みたいです。三茶や、目黒などの二番館でぜひ再上映を!! また、DVD化の際には来日時のインタビューなども収録して欲しいですね。(神奈川県在住,♂,パク・エジン派

    【評価:★★★★】


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