キム・テヨン
名前 ハングル |
キム・テヨン 김태용 |
性別 |
男 |
監督作品 |
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1969年、ソウル生まれ。1994年、延世大学政治外交学科卒業。1995年に独立プロダクション・ソウルテレコムのプロデューサーとなる。1998年に韓国映画アカデミー13期を卒業。
大学卒業前後から映画製作を始め、以後、数多くの短編映画の製作に従事しながら映画作りを経験する。1994年に、実験映画『無題』(16mm/カラー/3分)で脚本と演出を担当。1996年に、短編劇映画『海男イム・ジャンチュン』(16mm/カラー/5分)で脚本と演出を、同じく短編劇映画『路地風景』(16mm/カラー/7分)では撮影を担当する。
彼の才能が一般に認められたのは、ミン・ギュドン,パク・ウンギョンと韓国映画アカデミーで共同演出した短編劇映画『17才』(1997年/16mm/B&C;/29分)。この作品は、第4回(1997)ソウル短編映画祭本選進出、第3回(1998)釜山国際映画祭ワイドアングル部門出品、第2回(1998)ソウル国際独立映画祭公式上映、1998年のUC Irvine Film Festival 招待、第21回(1999)ぴあフィルムフェスティバル招待、第15回(1998)釜山短編映画祭作品賞・観客賞・マスコミ賞受賞などの輝かしい経歴を誇っている。同じ1997年には短編劇映画『東方見聞録』(16mm/カラー/17分)の撮影も担当。
1998年に、やはりミン・ギュドンと共同演出したアニメ実験作『蒼白な青い点』(16mm/カラー/13分)を製作。この作品は、1998年のバンクーバー映画祭や第1回(1998)東京国際短編映画祭に出品された。
1999年、韓国映画アカデミー同期で、『17才』,『蒼白な青い点』を共同演出したミン・ギュドンと『少女たちの遺言』を共同演出し、長編監督デビュー。シナリオも担当したこの作品は、『女校怪談』の第2弾であるが、前作とは全く異なる独自のストーリーで、両監督は映画の構想から始まり、シナリオ・演出・編集に至るまで徹底的に話し合いながら作業を進めたという。この作品でミン・ギュドンと共に第36回(2000)百想芸術大賞新人監督賞を共同受賞。
2000年には、文化系の若い人材育成のために三星文化財団が実施するメンフィスト・プログラム第5回対象者に選定された。
現在は、オーストラリア在住。
初版:1999
最新版:2000/7/14
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