キム・デスン
撮影:宮田浩史
名前 ハングル |
キム・デスン 김대승 |
性別 |
男 |
監督作品 |
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助監督などの下積み生活を経ずに監督デビューするケースが増えている最近の韓国映画界には珍しく、映画界で10年ほど下積み生活を送った新人監督。特にイム・グォンテク監督作品の助監督を数多く経験しており、事実上「愛弟子」と言って良い状態で、キム監督いわく「最終目標は『曼陀羅』のような映画を作ること」とか。
1967年6月18日、ソウル生まれ。中央大学演劇映画科卒。
1992年にチョン・ジヨン監督の『ホワイト・バッジ』の記録係として映画界に入門した後、イム・グォンテク監督の『風の丘を越えて〜西便制』,『太白山脈』,『祝祭』の演出部で修行をし、『娼』,『春香伝』の助監督を担当。『娼』ではシナリオも執筆している。イム・グォンテクの演出部に入ったのは、『太白山脈』の撮影にあたり戦争映画の経験のある人材を探していたところ、『ホワイト・バッジ』の製作にタッチしたキム・デスンに白羽の矢が立ったからだという。
2001年にスマッシュ・ヒットした恋愛映画『バンジージャンプする』で監督デビュー。輪廻転生をテーマにしたこの映画では1980年代の韓国を見事に再現した。そして、この作品で第24回(2001)黄金撮影賞新人監督賞、第22回(2001)青龍賞新人監督賞を受賞する。
初版:2001/2/19
最新版:2001/12/15
■ キム・デスン監督&イ・ウンジュ インタビュー
『バンジージャンプする』が上映された、みちのく国際ミステリー映画祭2002 in 盛岡でのキム・デスン監督とイ・ウンジュの独占インタビューはこちら。
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