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NOWHERE 情け容赦無し


題名
英題
原題
ハングル
NOWHERE 情け容赦無し
Nowhere to Hide
人情事情お構いなし
인정사정 볼 것 없다
製作年 1999
時間 112
100(日本Video&DVD版)
製作
製作支援
 
 
配給
テウォン・エンターテイメント
国民技術金融
サンブ・ファイナンス
シネマ・サービス
シネマ・サービス
監督 イ・ミョンセ
出演 パク・チュンフン
アン・ソンギ
チャン・ドンゴン
チェ・ジウ
ト・ヨング
シム・チョルジョン
イ・ウォンジョン
パク・スンホ
キ・ジュボン
キム・ジョング
クォン・ビョンギル
イ・ヘウン
ソン・ヨンチャン
クォン・ヨンウン
パク・サンミョン
アン・ジェモ
イ・ホソン
日本版
Video
DVD
字幕版Video
吹替版Video
DVD

 刑事と殺人犯の追いつ追われつのアクション映画。刑事ものでありながら笑いの要素もあり、監督みずから「お茶の間ウェスタン」と評する。既存のアクション・ノワール物や捜査物といったジャンルにとらわれない新感覚の作品。ハイ・スピード撮影、ロー・スピード撮影、ストップ・モーション、アニメーション、極端なクローズアップ、CGと、ありとあらゆる撮影技法を駆使した映像は必見!

 どしゃ降りのある日、40段もの長い階段で斬殺事件が発生し、西部警察署のウ刑事(パク・チュンフン)とキム刑事(チャン・ドンゴン)が現場に出動。被害者の身元照会をした結果、この事件は麻薬取引をめぐった暴力団同士の暗闘であることが分かる。やがて、神出鬼没の殺人鬼チャン・ソンミン(アン・ソンギ)が犯人であることが判明し、彼の女であるキム・ジュヨン(チェ・ジウ)の家から追撃戦が始まる。

 監督のイ・ミョンセは、この作品の撮影のために警察署で刑事と寝食を共にし、実在の刑事をモデルに主人公ウ刑事を作り出した。1997年の『因縁』以来、一切の演技活動を中断して日本で語学研修をしていたパク・チュンフンが、この映画の過激なウ刑事役で復帰。彼は実際に警察署の宿直室で寝起きし、現職刑事と行動を共にして演技の肥やしとした。アン・ソンギは、劇中の台詞がたった1回しかないにもかかわらず、徹底的に残酷な犯罪者を演じ、圧倒的な存在感を示した。音楽担当は『八月のクリスマス』『約束』チョ・ソンウ

 ソウルで50万以上の観客を動員し、1999年夏の大ヒット作となった。

 第18回(1999)バンクーバー国際映画祭、第4回(1999)釜山国際映画祭「韓国映画パノラマ」部門、第43回(1999)ロンドン映画祭、第12回(2000)パームスプリングス国際映画祭「一般試写」部門、第19回(2000)サンダンス映画祭ワールドシネマ部門、第2回(2000)ブエノスアイレス独立映画祭、第35回(2000)Karlovy Vary国際映画祭、第5回(2000)モントリオール・ファンタジア国際映画祭、第38回(2000)ウィーン国際映画祭、第20回(2000)ハワイ国際映画祭招待、2000年シドニー映画祭オープニング作品。フランスの第2回(2000)ドーヴィル・アジア映画祭ではオープニング作品としてコンペ部門に招待され、グランプリにあたるエルメス賞、最優秀監督賞にあたるカン財団賞(イ・ミョンセ)、主演男優賞にあたるレミ・マーティン賞(パク・チュンフン)、映像効果面の最優秀作品に授与されるTV5賞を受賞した。第14回(2000)福岡アジア映画祭では、最優秀作品賞にあたる福岡グランプリ2000と最優秀俳優賞(パク・チュンフン)を受賞。第29回(2000)ロッテルダム国際映画祭、第23回(2000)ゲーテバーグ映画祭などにも出品予定。

 日本では、福岡アジア映画祭で上映されたのみだが、VideoとDVDが発売される。

 第37回(2000)大鐘賞撮影賞(チョン・グァンソク,ソン・ヘンギ)、第20回(1999)青龍賞最優秀作品賞・男優助演賞(チャン・ドンゴン)・撮影賞(チョン・グァンソク,ソン・ヘンギ)、第23回(2000)黄金撮影賞金賞(ソン・ヘンギ)・人気男優賞(パク・チュンフン)・準会員賞(キム・ドンチョン)、第36回(2000)百想芸術大賞男子最優秀演技賞(パク・チュンフン)、第20回(2000)映画評論家協会賞男優主演賞(パク・チュンフン)・音楽賞(チョ・ソンウ)、第8回(2000)春史映画芸術賞技術賞(キム・チョルソク:特殊効果部門)受賞作品。

初版:1999/8
最新版:2000/12/31



投稿者:おたまさん 投稿日:1999年8月2日(月)01時26分23秒

 『インジョン サジョン ポルコオプタ(NOWHERE 情け容赦無し)』を見ました。たまたま封切りの日に見ることになったので、アップしてみようかな、と思って書いています。見たのは冠岳にあるロッテ百貨店のうらにあるビルの7階の映画館です。友達につれていかれたので名前はよくわかりません。新しく改装したのか作ったのかで、シートの手すりに紙コップをいれる穴があり、飛行機のシートみたく、手すりをうえにあげることができました。印象としては大阪のワーナーマイカルの映画館にちょっとにてるかな、という感じです。

 さて、肝心の映画ですが、ポスターをみると雨のふる暗い画面に男が二人向かい合ってるというもので、刑事ものだというのでハードなものを予想してたんです。本格派アクション映画、とか。実はぜんぜん違ったんですね。あれは完全なコメディーです。随所笑いだらけ。パク・チュンフンが出てるので「怪しい」と思ってたんですが、やはりいいキャラクターですね。刑事のくせにやくざ顔負けのガラのわるさと、どこか憎めないやんちゃな雰囲気が同居したベテラン刑事の役なんですが、初っ端、画面に現れただけでもう笑いをとっていました。

 画像処理に力が入っていて、一番印象に残っているのはパク・チュンフンとアン・ソンギの手下の男が激しくなぐりあうシーンで背景に「動線」が入ったことです。漫画のバックにあるあれです。しかもカラー。ほかにも構図や演出に漫画的な手法が使われていて、「綺麗」でした。ポスターのモノクロをイメージしてたら意外にもカラフルな映画だったわけです。

 それから印象に残ったのは、犯人役のアン・ソンギの恋人の家がタルトンネのアパートなんですが、ここらへんの描写が面白かったです。迷路みたいな坂道と低いコンクリートの塀でしきられたバラック群。ソウルも再開発でこういうタルトンネはだんだん見られなくなりました。こういうところに人が住んでるのか住んでないのかわかんないアパートが立ってるのをたまに見かけるんですが、すごく気になるんですね。窓ガラスがなかったりすることもあるけど、洗濯物がかかってるので人が住んでるとわかったりして、すごくミステリアス。で、この「恋人」はこの劣悪なアパートの中で意外にも小奇麗に住んでたりするのでちょっと感動しました。家賃いくらなんだろう。可愛い家具やちまちました小物を置いたり、綺麗な絵を飾ったり・・・(でも刑事たちに踏み込まれてむちゃくちゃにされるんですけど(^−^;;;)この部屋でアン・ソンギからの連絡を待っている一途な女なわけです。そんな彼女にパク・チュンフンは惹かれたりするんですが・・・・

 刑事たちのむちゃくちゃさ加減もすごいものがありました。捕まえた犯人(アン・ソンギの手下)を拷問したりするシーンはなぜか可笑しい。韓国人の友達は「ひどすぎる;」といってましたが、あまりにも度がすぎすぎてて本当におかしいんです。なにもそこまでしなくても!というようなことをしておきながら「刑事っていうのはだなあ・・」と人生訓みたいなのが挟まるのがまたヘン。

 音楽がおもしろかったです。誰の曲なんでしょうか。ソン・テグワンのカバーらしいんですが、女性ボーカルで、パンクっぽい歌い方なんです。サウンドが右と左に振れまくる(こういうのって専門用語でなんてんでしょう)んです。嫌いな人は嫌いかもしれない。

 それから、映画の終りの方でちょと意外な事故が起こりました。フィルムが焼けおちちゃったんです。画面にめらめらと焼けて解けていくシーンが写ったので、これは映画の演出かな、と思ったら画面が真っ白になったのです。フィルムが燃えやすいとは聞いてましたが、見たのははじめてでした。5分くらいで、つないで続きを見ることができましたけどね。

 『NOWHERE 情け容赦無し』は期待しないで見たけど(見たから?)楽しめた一本でした。星は一応4つ入れておきますが、誰にでもすすめられる映画じゃないと思うので3つ半くらいかな。

【評価:★★★★】


【ソチョンの鑑賞ノート】

 凝りに凝った映像。韓国のお笑い『マトリックス』といった印象。映像美とともに、キャラクターの個性を楽しむ映画でもあるのですが、アン・ソンギとパク・チュンフンと比べるとチャン・ドンゴンとチェ・ジウのキャラクターが弱いのがちょっと不満。大先輩二人と比べるほうが間違ってるかもしれませんが。

 パク・チュンフン演じる暴力刑事に対して、チャン・ドンゴン刑事はもっともっと貴公子キザキザ路線でいったら良かったように思います。彼ならそれも嫌みにならないでしょう(笑)。ちょっとしたことにもキザなポーズを決めるとか、決めの台詞を連発するとか。でもって、ドンゴン君演じるキザキザ君がいつもキザキザしてて、それが原因でアン・ソンギを追いつめては逃してしまう。でも、最後にはキザキザ君がキザキザしているおかげで逮捕できた・・・というような形でストーリーに絡ませるとか。

 チェ・ジウのほうは、アン・ソンギの恋人な訳だから、もうちょっとお年を召した女優のほうがヨカッタかな?なんて思います。ファン・シネとかね。

1999年11月6日執筆



投稿者:SUM さん 投稿日:2000年9月17日(日)21時05分10秒

 すごい映画には違いないけど、みんなほどはお勧めじゃないなぁ・・・

 『シュリ』よりこっちが1999年のナンバーワンだって声も聞きますが、分からなくはないかな。

【評価:★★★】


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