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ファースト・キス


題名
英題
原題
ハングル
ファースト・キス
First Kiss
キスしようか
키스할까요
製作年 1998
時間 105
製作
配給
テウォン・エンターテイメント
イルシン創業投資
監督 キム・テギュン
出演 アン・ジェウク
チェ・ジウ
ユ・ヘジョン
イ・ギョンヨン
パク・チョルミン
パク・ナミョン
イ・ギュヨン
ソ・テファ
日本版
Video
DVD
字幕版Video
吹替版Video
DVD

 ロマンティック・コメディー。『パク・ポンゴン家出事件』のキム・テギュン監督第2作。前作に引き続きチェ・ジウが出演。キスをただの一度もしたことのないうぶな雑誌女性記者ヨンファを演じる。すっぴんに眼鏡、シャツとズボンを履いただけの姿を披露した彼女の自然な演技が好評。相手役は同期(MBC 23期)のアン・ジェウク。こちらは写真記者ギョンヒョンを演じる。彼の感情演技もなかなか。

 ボーイフレンド(チョ・ミンギ)にキスを許すことができず、それが原因で彼に去られてしまったソン・ヨンファ(チェ・ジウ)。雑誌記者の彼女は、会社の若いカメラマン、ハン・ギョンヒョン(アン・ジェウク)とコンビを組むことになる。しかし、恋愛理論は博士並なのに経験はゼロというギョンヒョンと全くそりが合わない。一方、当初は興味本位で彼女を見ていたギョンヒョンだが、やがて彼女に愛を感じるようになる。

 キスができなくてボーイフレンドと別れたヨンファが近所の子供相手にキスの練習をしたり、そんな姪を哀れんだおばさんがキスの仕方を教えたりと見所は様々なキスシーン。もちろん主役のトップスター同士のキス・シーンも話題。コ・ソヨン、イ・ジョンス、イ・ヨンエチャン・ドンゴン、パク・チユン、イ・ジェリョン、イ・ソラ、ユ・スンジュン、キム・ジンス、チョ・ミンギ、チョン・ウォンジュ、ジン・ジェヨン、キム・イル、ビョン・ウミン、イ・ソンジョン、キム・ボソン、イ・ジェヨン、ユ・ヒョジョン、イ・チャンヨン、チョン・ユソン、チョ・ソンムク、チョン・ウォンジュン等20名余りのトップスターがゲスト出演しており、ヨンファやギョンヒョンに取材される芸能人役をしているのが面白い。ユ・ホジョン,イ・ジェリョン夫妻も特別出演。チェ・ジウ自らが歌う『愛はいつでも』を収録したオリジナル・サントラも人気。

 第3回(1998)釜山国際映画祭「オープン・シネマ」部門出品、第19回(1998)青龍賞女優助演賞(ユ・ヘジョン)受賞作品。

 韓流シネマ・フィステバル2005上映作品。

初版:1998/12/7


【ソチョンの鑑賞ノート】

 第19回青龍賞候補作上映祭にて1998年11月29日鑑賞。

 アン・ジェウク&チェ・ジウ主演作ですが、この作品はチェ・ジウの映画ですね。彼女のすっぴん顔が絶品で、ファンは必見。彼女にチョン・ドヨンシム・ウナを加えた若手トリオは化粧なしでも通用する美しい皮膚の持ち主です。アン・ジェウクはこの映画ではチェ・ジウの引き立て役に回ってますが、短髪に髭面と『星に願いを』の頃とは似ても似つかぬ姿で頑張ってます。ラスト近くのピカデリー劇場でのやりとりは、『接続』のパロディであるような、そうじゃないような。

 そうそう、この映画で初めて銀幕上で動くチャン・ドンゴンを見ました(笑)。劇中彼の相手役の女優を演じていたイ・ヨンエも奇麗な人ですね。

1998年12月7日執筆



投稿者:SUMさん 投稿日:1999年1月7日(木)20時15分55秒

 主演の二人のキャラクターをいいと思えなければ終わりですが、私はキャラクターも役者も好みでどっぷりです。脇役も同様。脚本も演出も丁寧でセンスの良さが光っています。前作『パクポンゴン家出事件』同様キャラクターを活かして、かつよりすっきり撮っていてこれはお勧めです!!

 主演のチェ・ジウはもとより、アン・ジェウクもやや役にくせがあるのでその辺の好みが別れるとは思いますが、ドラマに多い、あるシーンが特定のプロットを語るためのみえみえつくりになっている度合いが低いのがセンスの良さです。ある意味監督キム・テギュンの前作と対照的で、でも共通しています(前作は、一つ一つのシーンがプロットを自己主張をしているけれども、全体への絡みは案外すぐにはわかりにくかったりする)。ワンシーン、ワンシーンの表情が、どれも印象に残ります。韓国ラブメロの代表作の一つになるでしょう。あんまり「キス」に注目すると、どうかという気がして、「メガネはずそうか?」とか「傘さそうか?」でも良かったような気もしなくはないですが、メガネをかけた「さえない」絵でも、少しずつ表情が変わって綺麗に進むストーリー。いまどきこれだけキスを大切にした映画もないような気がしました。。。

 アン・ジェウクって真田広之への道を歩んでいるような気もしますが、さてどうなるでしょう。

【評価:★★★★】



投稿者:ともともともーんさん 投稿日:1999年2月13日(土)22時35分53秒

 韓国版『或る夜の出来事』(古いアメリカ映画。名作!)と思いました。それをいうなら『ドクター・ポン』じゃないか、とか、『ミスター・マンマ』じゃないか、とかいろいろ意見はおありでしょうが、「眼鏡」が「ジェリコの壁」を意味してる点において、私はこの作品もそうじゃないかと思います。

 チェ・ジウはすっぴんでもキレイ。惜しむらくは演技。(朝鮮日報では彼女の演技を絶賛してましたが)間の取り方が一瞬早かったり、あまりにも感情を入れすぎたため(ヒステリー起こすところ)笑えなくなってしまっている。もっと笑えるシーンになったはずの所が何個所かあって本当に惜しい。

 いい映画といえるんですが、もっと面白くなりそうでならなかったのはなぜでしょう。残念。

【評価:★★★】



投稿者:JSさん 投稿日:2001/9/29 18:29:40

 『ファースト・キス(キスハルッカヨ)』は、とても素敵な映画でした。

 まずはなんてったって、チェ・ジウとアン・ジェウクの存在だけでも楽しめました。決してミーハーではありませんよ。

 感動するときは色々な場合がありますが、この映画に関しては自分と主人公達が重なって、とても共感を覚えました。

 いつも素敵な恋をしたがってるのに現実は傷つくのが怖くて臆病になり・・・ だから私は恋愛小説やドラマ、映画の中で主人公になりきって楽しみます。我に戻ると情けなくて、たまーに泣けてきたりもします。

 そんな私だから最後のアン・ジェウクの電話BOXのシーンはたくさん泣いてしまいました。

 だけど明るくて、さわやかですがすがしい映画でした。

【評価:★★★★】


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