名前 漢字 ハングル |
イ・ヨンエ 李英愛 이영애 |
生年月日 |
1971年1月31日 ソウル生まれ |
性別 |
女 |
血液型 |
AB |
サイズ |
165cm 48kg |
家族事項 |
2男1女の末っ子 |
出身校 |
漢陽大学ドイツ語独文科 中央大学新聞放送大学院演劇映画科 |
特技 |
歌 水泳 乗馬 ピアノ |
趣味 |
一人で思索すること 水泳 旅行 |
デビュー |
小学生のときモデルとして |
出演映画 |
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特別出演 |
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ドラマ |
お宅の夫はいかがですか(1993,SBS)
パパ(1995,KBS)
同期間(MBC)
愛と結婚(1995,MBC)
ドリーム・レーサー(1995,SBS) (原題:アスファルトの男)
西宮(1995,KBS)
彼らの抱擁(1996)
簡易駅(1996,MBC)
私が生きる理由(1997,MBC)
医家兄弟(ドクターズ,1997,MBC)
愛するから(1997)
ロマンス(1998,SBS)
饌品目録(MBC)
Advocate(1998,MBC)
波濤(1999,SBS)
ウンビリョン(1999,KBS)
招待(2000,KBS)
花火(2000,SBS)
大長今(2003,MBC)
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演劇 |
チャジャンミョン
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『JSA』で映画俳優として大ブレイクし、現在のりにのっている女優。その美貌と美しい肌、そして知的なイメージと気品が多くの男性を虜にしており、女優の中でも美人度はナンバー1。韓国では数多くのCMや広告に出演しており、韓国旅行をした人なら一度は必ず彼女の栗色の瞳、そして美貌と美肌に見とれているはず。『JSA』の日本公開にあたってのプロモーションではテレビを中心に各種メディアに登場し、熱烈な日本人男性ファンを獲得した。
実は、中央大学(ソウル)の演劇映画科で修士号を取得している才媛で、その際の論文題名は『スタニスラフスキーとブレヒトの比較理論に対する研究』。2001年には幼少時代の体験談や趣味の海外旅行を通じて感じたことなどをまとめたエッセー『とても特別な愛』(文学思想社)を出版している。
小学校4年生のとき、学習参考書『標準全科』の表紙モデルになったり、14歳のときにジュニア雑誌のモデルになるなど、早くからその美貌は注目されていた。そして、大学生のときにCMに抜擢され、本格的に芸能活動を開始。その後、SBSの特別採用タレントに採用され、1993年にSBSドラマ『お宅の夫はいかがですか』で女優としてデビューする。
数多くのTVドラマやCMに出演しており、TV界では、1994年SBS演技大賞新人賞、1995年KBS演技大賞人気賞、1996年MBC演技大賞優秀演技者賞、1997年SBS最優秀演技者賞、1998年SBS演技大賞最優秀演技者賞、1999年KBS演技大賞女子人気賞を受賞するなど華々しい経歴を誇る。また、化粧品CMの「酸素のような女性(酸素のように透き通った肌を持つ女性)」というキャッチ・フレーズで一躍有名となり、数多くのCMや広告に出演。チョコレートのCMでアンディ・ラウ(劉徳華)と共演した経験もある。
TV番組のMCの経験もあり、ミュージック・ビデオではチョ・ソンモの『いばら(カシナム)』(2000)などに出演している。
映画は1996年にモロッコ・オール・ロケで話題となった『インシャラ』でデビューする。しかし、この作品は、『シュリ』に先駆けて南北分断が生み出す禁断の恋を描いたものの興行的に成功できず、また映画評壇でも不評で、以後しばらく映画界から遠ざかる。
そして、4年ぶりに出演した2000年の大ヒット作『JSA』でスクリーン・カムバック。南北軍事境界線で発生した事件を調査する韓国系スイス人女性将校ソフィーを演じたこの作品では、流暢な英語を披露(キム・ユンジンが英語の台詞をテープに吹き込み、イ・ヨンエはそれを参考にしたという)。第21回(2000)青龍賞では女優主演賞にノミネートされる(僅差で受賞は逃す)。『JSA』の大ヒット後は、彼女の評価もうなぎ上りで、有力な映画への出演依頼が殺到。CMなどのギャラも高騰した。
2001年には、涙と笑いのメロドラマ『ラスト・プレゼント』に主演。『JSA』に続いてヒットしたこの作品で、女優としての地位を確固たる物にした。ちなみに、『ラスト・プレゼント』のシナリオを読んで目を腫らすまでに泣いたイ・ヨンエは、この映画で自分が感じたままに演技をしたという。そして、この作品の公開と前後してSBSのトークショー『イ・ヨンエの甘い贈り物』の司会も始める(が、彼女のキャラクターとMCがあわないとの理由でなんとたった1回で放送打ち切り)。
変わったところでは、1998年の『ファースト・キス』に特別出演し、劇中で製作されるミュージカル映画『愛は雨に乗って』でチャン・ドンゴンと共演する女優を演じている。
最近では、出演ドラマ『花火』が台湾でも放映され、現地で大人気(→「台湾における韓国芸能事情」)。彼女が出したエッセー『とても特別な愛』は台湾でも翻訳出版されている。今後、韓国・日本・台湾とアジアをまたにかける国際派女優としての活躍が期待される。
最新作の『春の日は過ぎゆく』では、年下の男性に恋をする役回りで成熟した演技を披露。「最高の演技」との評を受け、第2回(2001)釜山映画評論家協会賞主演女優賞を受賞する。
2002年5月24日、彼女書き下ろしのエッセー『とても特別な愛』の邦訳『とても大切な愛』が二見書房より出版。
初版:2001/3/18
最新版:2002/3/25
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