オ・ジョンワン
名前 漢字 ハングル |
オ・ジョンワン 呉[女正][王完] 오정완 |
性別 |
女 |
製作作品 |
|
韓国を代表する敏腕女性プロデューサー。プロデュース作品は時代の先端を行く新感覚の作品で、その多くはヒット。マーケティングを重視するプロデューサーとしても知られる。
1964年生まれ。1987年、延世大学社会学科卒業後、広告会社に就職。1988年4月に、大学在学中に演劇サークルで知り合ったシン・チョルと結婚し(後に離婚したようだ:未確認)、同年9月に2人でシンシネを設立する。シンシネでは、1989年の『幸せは成績順じゃないでしょう』のマーケティング担当を皮切りに、『結婚物語』、『ミスター・マンマ』、『KUMIHO/千年愛』、『銀杏のベッド』、『手紙』などの話題作・大ヒット作を企画・プロデュースした。新世代の若者達の新婚生活を描いた『結婚物語』と、妻に逃げられ子育てをするはめになった男を描いた『ミスター・マンマ』は、シンシネの名を世に知らしめるきっかけとなった作品だが、この2作品は、オ・ジョンワンが自らの新婚生活をもとに企画したという。なお、シンシネ時代の作品は、『結婚物語』以外はAssociated Producer。シンシネ在籍時にタッチした作品としては他に『あなたが女というだけで』、『101回目のプロポーズ』、『結婚物語2』(1994)などがある。
1998年にシンシネから独立して、ナイン・フィルムで『情事』を製作する。そして、1999年には映画社「春」を設立し、代表理事に就任。創立作品である『反則王』は2000年の旧正月に封切られ大ヒットとなった。また、同年の『ティアーズ』はメジャー映画社初の100%デジタル・ビデオ・カメラ撮影による作品。この映画は、イム・サンス監督が元々ウノ・フィルムでのデビュー作として準備していた作品だが、投資先が見つからずお蔵入り寸前の企画だったのをオ・ジョンワンが見出して自社製作した。
2002年には、韓国・タイ・香港の有名三監督による共同製作オムニバス・ミステリー映画『THREE/臨死』の第一話『メモリーズ』の製作を担当した。
初版:2000/2/14
最新版:2002/9/12
Copyright © 1998-
Cinema Korea, All rights reserved.
|