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ウララ・シスターズ


題名
英題
 
ハングル
ウララ・シスターズ
OOLLALA SISTERS
Oh! LaLa Sisters
울랄라 씨스터즈
製作年 2002
時間 105
製作
製作投資
配給
Mayフィルム
KTBエンターテイメント
A-LINE
監督 パク・チェヒョン
出演 イ・ミスク
キム・ウォニ
キム・ミン
キム・ヒョンス
キム・ボソン
ハン・ボラム
パク・イヌァン
コン・ヒョンジン
日本版
Video
DVD
なし

 ノリのいいダンスと音楽、そして主演女優たちのファッションや個性的な会話が楽しい爆笑ダンシング・コメディ。ライバル関係にあるクラブに吸収される危機に瀕し、自分達の「ララ・クラブ」を守るために奇想天外なダンスグループに変身する四人の女性の活躍を描く。ヒントは『ショーガール』や『フルモンティ』か?

 その昔、独立運動の資金を集めるなど輝かしい歴史を誇る由緒正しき「ララ・クラブ」。その三代目経営者チョ・ウンジャ(イ・ミスク)は、向かいの同業者「ネモ・クラブ」の社長キム・ゴマン(キム・ボソン)とは昔からのライバル関係だ。二代目の父チョ・マンギが経営していた頃は、ララ・クラブが繁盛し、ライバルのネモ・クラブを買収することも可能だったが、彼はネモ・クラブの二代目キム・イルドン(パク・イヌァン)に情けをかけた。しかし父がこの世を去ってからは状況が一変。ララ・クラブには閑古鳥が鳴き、ゴマンは借金に追われるウンジャに私債に手を出すよう仕向け、ついにはララ・クラブの看板人気歌手ユ・バンヒ(ハン・ボラム)を引き抜いてしまう。窮地にたったララ・クラブ。しかし、そんなことでヘコタレてなるものか! ウンジャは、腕力には自信のある(?)チャン・ミオク(キム・ウォニ)、歌手になるのが夢なのに酷い音痴のナ・ヘヨン(キム・ミン)、そして寝たきりの父親と兄弟の面倒をみるため徹夜も厭わないミン・ギョンエ(キム・ヒョンス)と共にダンスグループ「ウララ・シスターズ」を結成。猛練習の末、クラブ再建のため舞台に立つ。

 なんといっても四人の主演女優のダンスが見所。彼女らは撮影に先立ち、タンゴ、ディスコ、サルサ、ブルース、ロックンロール、ラテンなど、何ヶ月ものダンス・レッスンを受けた。ちなみにイ・ミスクとキム・ウォニはSBSテレビの『クイーン』でもダンスを披露している。イ・ミスクがコミカルな演技を、これまでの知的で物静かなイメージがあったキム・ミンが「壊れた」演技を披露していずれも好評。テレビ・ドラマのコミカルな演技で人気のキム・ウォニは、1972年生まれで1992年にMBC21期公開採用でデビューしたタレント。映画は過去に『エキストラ』などに出演しているが、主演は初。ウララ・シスターズの末娘を演じたキム・ヒョンス(1978年生まれ)は、子供の頃はソウル市立合唱団で活躍し、梨花女子大声楽科に進学した音楽好きだったが、テレビ局へ遊びに行ったおり偶然プロデューサーの目に付いて、SBSのシトコム『LAアリラン』に出演することになりタレントになった変り種。テレビ・ドラマではMBCの『いや、すでに』、『一人だけのあなた』などにも出演している。本作出演後はKBSのテレビ・ドラマ『いつもドキドキ』に出演予定。1998年に初の日韓中ダンスグループとして話題を集めた「サークル」のメンバー、ハン・ボラム(19)が、ララ・クラブを辞めライバルのネモ・クラブへ移った巨乳歌手を演じている。彼女は現在、同徳女子大演劇映画科在学中。

 2002年サッカー・ワールドカップ開幕式の振り付けを担当し、現在MBC芸術団舞踊団長、成均館大学教授、私設ダンスアカデミーSMS講師、劇団ミチュの常任振付師、ソウル国楽芸術高校講師など数え切れないほどの肩書きを持つキム・ソンイル(40)が、本作でダンスの指導をしている。ちなみに、三星マイジェットのCMでチョン・ジヒョンが披露したセクシー・ダンス、ハイトビールのCMでのウォンビンの振付を担当したのも彼で、これ以外にも、ミュージカルやマダン劇などにも挑戦している。本作のダンス指導では主演四人のスケジュールがあわないため、七ヶ月もの間、毎日5〜6時間の練習に付き合うことになったという。

 イ・ミスクとパク・チェヒョン監督、ピョン・ムリム プロデューサーが設立したMayフィルムの創立作品。

 監督は『燃ゆる月』のパク・チェヒョン。脚本も監督のパク・チェヒョン。撮影はパク・チェヒョン(カタカナ表記すると同じ発音になってしまうが、元のハングルは異なる=監督とは別人)。照明はシン・ジュナ。音楽はファン・サンジュン。美術はオ・サンマン。編集はパク・コッチ。

初版:2002/9/17



投稿者:SUM さん 投稿日:2002/5/10 00:01:38

 女性集団が、いじめられても、いじめられても、歌って踊ってやり返すコメディ。イ・ミスクが40過ぎて、恥ずかしげもなく歌って踊るのが見ごたえある。

 かあちゃんは女として戦うぞ。

 韓国の劇場にも女性は多かったが、日本でもきっと女性にウケる。

【評価:★★★★】


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