パク・チェヒョン
名前 ハングル |
パク・チェヒョン 박제현 |
性別 |
男 |
監督作品 |
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1968年ソウル生まれ。中央大学演劇映画科卒。大学在学時から新鮮なアイディアで商業的な作品を生み出す才能を認められていた。大学卒業後、TVドラマ、ミュージカル、演劇、映画などで演出・脚本を担当し、ドラマ性の強い作品を世に送り出す。演出を担当した演劇には『嫁に行く日』、『我が村』、『フェーム』など10余りの作品がある。また映画『見知らぬ衝突』で、第8回金冠賞映画祭優秀作品賞を受賞する。
ケウォン芸術高校在学時に当時講師をつとめていたキム・ソンホンの影響で映画の道を志すようになる。そして、1989年、大学三年生のときに休学して、キム・ソンホン監督の『そう、たまには空を見よう』(1990)の演出部で商業映画界に入門。同監督の『十七歳のクーデター』(1991)の演出部にも参加し、映画演出の経験を積む。そして、この時期にカン・ジェギュと出会い、以後、『地上満歌』と『シュリ』のシナリオ作業に参加するなど、カン・ジェギュとは苦楽を共にする仲となる。
2000年に、カン・ジェギュ監督デビュー作であり、1996年の大ヒット作である『銀杏のベッド』の第二弾『燃ゆる月』で監督デビューする。この映画がワールド・プレミア上映された第13回(2000)東京国際映画祭ではゲストとして来日する予定だったが、ポスト・プロダクション作業が間に合わず作品も未完成版、そして韓国国内公開版完成のため監督の来日もキャンセルされるというハプニングがあった。
2001年5月には『燃ゆる月』で知り合ったイ・ミスク、ピョン・ムリム プロデューサーと共にMayフィルムを設立し、代表理事に就任。翌2002年には、その創立作品『ウララ・シスターズ』の演出を担当する。『燃ゆる月』が賛否両論で一部からは酷評を受けたパク・チェヒョンは、『ウララ・シスターズ』の監督をするにあたり、頭で撮ろうとする考えは捨てて臨んだという。
初版:2000/12/14
最新版:2002/9/18
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