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クァク・ジェヨン


ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2002にて


名前
漢字
ハングル
クァク・ジェヨン
郭在容
곽재용
性別
監督作品
1989雨降る日の水彩画
1991秋の旅行
1993雨降る日の水彩画2 −ケヤキの丘−
2001猟奇的な彼女

 1959年5月22日(陰暦)生まれ。慶煕大学物理学科卒業。

 小学校五年生の時に、簡易お手製写真機の作り方を学び写真に興味を持つ。そして中学三年生の時に、『屋根の上のバイオリン弾き』を見て映画監督を夢見るようになる。大学では物理学科に通ったが、その合間に短編映画を撮影。父の反対にあいながらも、1985年に撮った16mm作品『先生を描くこと』が1985年青少年映画祭で優秀賞を受賞したのを機に映画監督になる決心をする。

 大学卒業後の1986年に、イ・ボンウォン監督の『明日は何するの』の助監督として映画界に入門。1989年にメロ・ドラマ『雨降る日の水彩画』で監督デビューする。この作品は、「青春映画ブーム」を巻き起こすほどの話題となり、映像美あふれるシーンの数々を生み出したクァク・ジェヨンは新人でありながら、第14回黄金撮影賞監督賞を受賞した。その後も、第二作『秋の旅行』、第三作『雨降る日の水彩画2 −ケヤキの丘−』を発表している。

 2001年には人気若手俳優のチョン・ジヒョンチャ・テヒョンを主演にすえた「笑いと涙」の青春ラブ・コメディー『猟奇的な彼女』で八年ぶりにメガホンを取る。この作品は爆発的な大ヒットとなったが、監督はこの作品で「多くの人たちが楽しみ幸福感に浸れるような作品を作りたかった」という。脚色も担当したこの作品では第39回(2002)大鐘賞脚色賞を受賞。

 監督作品はすべて脚本も担当。

 2002年には『純愛中毒』と『ピアノを弾く大統領』の脚色を担当。

 次回作は『ラブストーリー(原題:クラシック)』。

初版:2002/1/6


■ クァク・ジェヨン監督 in ゆうばりファンタ

 『猟奇的な彼女』が上映された、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2002で来日されたクァク・ジェヨン監督のティーチインの模様は、こちら。同映画祭での受賞会見の模様は、こちら

 『クラシック』が上映された、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2003で来日されたクァク・ジェヨン監督の独占インタビューはこちら

■ コラム

 「《インタビュアーは見た!》 クァク・ジェヨン監督との不思議な縁(えにし)」は、こちら


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