キム・ホンジュン

　1956年、ソウル生まれ。ソウル大学人類学科卒。米テンプル大学映像人類学修士課程修了。東国大学文化人類学博士課程修了。第1回(1997)から第3回(1999)まで富川国際ファンタスティック映画祭のプログラマーをつとめ、2001年2月現在、富川国際ファンタスティック映画祭執行委員長。映像振興委員会振興委員、韓国芸術総合学校映像院映画科教授もつとめる。1999年にはポルトガルのFantasporto国際映画祭の「アジアfantasia」コンペ部門で審査委員として招待された。

　大学生時代にパク・クァンスらと映画サークル「ヤルラション」を結成する。大学卒業後は「ヤルラション」出身のパク・クァンス，キム・ドンビン，ファン・ギュドク，ソン・ヌンハンらと映画団体「ソウル映画集団」を設立し、インディペンデント映画運動に参加する。

　イム・グォンテク監督の『開闢』，『将軍の息子２』，『将軍の息子３』，『風の丘を越えて〜西便制』の助監督、また『将軍の息子３』の脚本を担当し、1994年に『薔薇色の人生』で監督デビュー。

　ク・フェヨンというペン・ネームで『映画に対し知りたい２・３のこと』という映画紹介書を執筆している。

　2002年には、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2002の審査員として来日したほか、『血も涙もなく』に友情出演した。また、年末に開催された台湾の第39回金馬獎映画祭にも審査委員として参加した。

　韓国インディペンデント映画2004で上映された『マイ・コリアン・シネマ』の監督でもある。

初版：1999/3/11
最新版：2002/11/4

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