|
『将軍の息子』シリーズ第3作。
日本の植民地時代である1930〜1940年代。京城(現ソウル)の鍾路街を仕切るキム・ドゥハン(パク・サンミン)は日本人やくざの林(シン・ヒョンジュン)組との抗争の末、一時鍾路を離れて元山へ行き、歌手のチャン・ウンシル(オ・ヨンス)と出会う。彼女は借金のカタに劇団から置き去りにされ、白井という人物に言い寄られているかわいそうな女。彼女を逃がしたドゥハンは白井に刺され、兄貴分のいる満州へ。そこで、阿片密輸業者ドンヒの手助けするが、阿片売買を仕切る馬賊団の怒りを買い、命からがら鍾路へ戻ってくる。
ドゥハンが戻ってきた鍾路では、チャン・ウンシルが人気歌手になっていた。ドゥハンは追われている途中でウンシルの部屋に隠れ、これを目撃されたウンシルが逮捕されると、彼は自首を決意する。憲兵隊に自首したドゥハンは、武術試合に勝利をおさめ解放されると部下を集める。そして、林とドゥハンの最後の戦いが始まる。
第13回(1992)青龍賞新人賞(オ・ヨンス)受賞作品。1992年映画振興公社選定「良い映画」。
初版:1998/8/5
|