Message 日本配給にあたってReview 日常感覚で日韓関係を描くInterview エピソード3『空港男女』主演 塩田貞治さん
Interview エピソード1『宝島』主演 杉野希妃さんReport 『まぶしい一日』のワンシーン再現という体験


Photo Report シネマコリア2006舞台挨拶&ティーチイン
photo by 宮田浩史
text by 西村嘉夫

 2006年8月20日(日)、東京のイイノホールで開催されていた「シネマコリア2006」で『まぶしい一日』が上映され、日韓から多数のゲストが駆けつけてくださいました。当日の模様を写真でお届けします!

 会場のイイノホールは日曜日の朝にもかかわらず、694席の客席がほどよく埋まり熱気でムンムン。そんな中、まずは舞台挨拶から始まりました。今回来場してくださったのは、エピソード1『宝島』とエピソード3『空港男女』の皆さんです。

 左から『宝島』のキム・ソンホ監督、主演の杉野希妃(すぎの・きき)さん、森透江(もり・ゆきえ)さんです。杉野さんは現在帰国されて東京在住です。監督と森さんは韓国からこの日のために駆けつけてくださいました。

 左から『空港男女』主演の塩田貞治さん、音楽監督のハリムさん、そして監督のミン・ドンヒョンさんです。皆さん、韓国からのご来場。シネマコリア2006開催よりもちょっと早めに来日されて、都内でゆっくり遊んでからの舞台挨拶参加となりました。

 もうお一人、『まぶしい一日』の3エピソードすべてにスタッフとして参加された安藤大佑さんも福岡から駆けつけてくださいました。シネマコリア2006で上映した『けつわり』のゲスト監督としてのご来場ですが、この日は日本語・韓国語ちゃんぽんのティーチインだったため、日本語がおできにならない監督たちに付いて通訳をしていただきました。なお、安藤さんは以下のブログで『まぶしい一日』製作秘話について語ってらっしゃいます。なかなか貴重な資料ですので、ご一読下さい。2005年4月から8月にかけての期間です。

『& you film つれづれ日記&製作日誌』
 http://blog.drecom.jp/day_and_you/


 舞台挨拶の後、本編の上映開始。ゲストの皆さんも客席で観客の皆様と一緒にご覧になり、作品の反応を確かめておいででした。そして、上映後はふたたび登壇してティーチイン(質疑応答)が始まりました。当日の内容は以下のサイトでお読みいただくことができます。

『クレフ』 「シネマコリア2006 『まぶしい一日』ティーチイン」
『塩田貞治(ほぼ)全仕事』 「『まぶしい一日』トークショー(舞台挨拶&質疑応答)」
『cinema topics online』
 「シネマコリア2006、日韓青春オムニバス『まぶしい一日』ティーチインにゲスト多数出席!」

 また、翌8月21日(月)には「ニューシネマワークショップ」で『宝島』についてのセミナーが開催されました。こちらの内容も以下のサイトでご覧いただくことができます。

『cinema topics online』
 「シネマコリア2006特別セミナー 新しい日韓コラボ映画のあり方を学ぶ!!」


 『宝島』の皆さん。杉野さんと森さんは姉妹のような感じで息もぴったりでした。実は、森さんは当日急遽参加されることが分かり、事前の打ち合わせなど全くできなかったのですが、それにもかかわらず杉野さんと示し合わせたかのように似た雰囲気の衣装で登場され、スタッフ一堂ビックリでした。杉野さんは現在日本で本格的なデビューを準備中です。2006年暮れからOAされている明治製菓のCM「立ち上がれ、ジョシ!! <クリスマス>篇」で沢尻エリカと共演されています。キム監督は今回愛妻と愛娘と一緒の来日でした。映画祭の公式行事以外では良きパパさんぶりでらっしゃいました。ちなみに、キム監督は貴志祐介のホラー小説『黒い家』を韓国で映画化する企画で、シナリオを担当されています。ファン・ジョンミンの主演で現在撮影中で2007年夏には韓国で公開される予定です。

 『空港男女』の皆さん。ミン監督は吉本系のオモシロ・キャラで会場の笑いを誘っていました。実はアニメの勉強もされていて(韓国インディペンデント映画2005で彼の短編アニメ『イヤギ』が上映されています)、サインのおりには簡単なマンガを描いておいででした。ハリムさんは監督と幼なじみでこれまでもいくつか作品に楽曲を提供されているそうです。今回の来日では銀座のヤマハでお目当ての楽器を購入。その楽器を使ったプロジェクトのアイデアが浮かんだそうです。楽しみですね。塩田さんは本編上映中も、その母性本能くすぐり系の演技で笑いを誘っていましたが、ご本人も、なんというんでしょう、そこに立っているだけで周りから思わず“笑み”がこぼれるような、そんな素敵な雰囲気の持ち主でらっしゃいました。2006年末に、韓国のバンドグループ「T.O」のミュージックビデオに出演されたそうです。

 ティーチイン終了後はファンの皆さんから花束を頂戴しました。そして、次の上映作品の開場までの時間を使って、即席サイン会。サイン、握手、ツーショット写真、ハグ(?)となんでもありの楽しいひとときでした。お客様にとっても楽しいですが、監督・俳優の皆さんにとっても直接観客の方々と触れあえるのは色々とプラスがあるようで、存分に楽しんでらっしゃいました。でも、この日は真夏。サイン会を行った場所はなぜかクーラーの効きが悪く(写真には写っていませんが)映画祭スタッフが団扇で仰ぎながら、それでも汗をかきながらのサイン会で、ちょっと申し訳なかったです!(笑)

 最後に、『宝島』組、『空港男女』組に分かれて、ポスターの前で記念写真。皆さん、どうもお疲れ様でした。楽しい時間をありがとうございます!

2007/1/9 掲載