題名
英題
原題
ハングル |
ホワイト・バッジ
The White Badge
白い戦争
하얀 전쟁 |
| 製作年 |
1992 |
| 時間 |
124
123（日本版DVD） |
| 製作 |
大一フィルム |
| 監督 |
チョン・ジヨン |
| 出演 |
アン・ソンギ
イ・ギョンヨン
シム・ヘジン
トッコ・ヨンジェ
ホ・ジュノ
キム・セジュン
ホ・ソク（→キム・ボソン） |
日本版
Video
DVD |
字幕版Video
DVD |
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安正孝（アン・ジョンヒョ）の同名小説を映画化。朴正煕（パク・チョンヒ）軍事政権は、アメリカからの援助を引き出すためにベトナム戦争への参戦を決定。これにより後の韓国の経済発展が始まったという考え方がある。この作品は朴大統領暗殺直後の社会を背景に、ベトナム戦争で戦場に送られた若き兵士達の苛烈な体験と帰国後の悪夢のような後遺症を描く。ベトナム戦争を描く作品としては初めてベトナム・ロケを敢行。
アメリカの視点でベトナム戦争を描いた作品は数多いが、アジアの視点から、特にアメリカの同盟国として参戦した韓国の視点から描いた作品という意味で貴重な存在。戦争がいかに人間を崩壊させていくかを重厚な映像とリアリズムで描ききり、国内外から高い評価を受けた。ベトナム戦争での体験を小説にしながら、自分の過去と葛藤する小説家ハン・ギジュを名優アン・ソンギが演じる。
第5回(1992)東京国際映画祭「東京グランプリ・都知事賞」・最優秀監督賞、第29回(1993)百想芸術大賞男子演技賞（イ・ギョンヨン）、第38回アジア太平洋映画祭最優秀男優主演賞（アン・ソンギ）、第31回(1993)大鐘賞審査委員特別賞・助演男優賞（イ・ギョンヨン）・脚色賞、第13回(1992)青龍賞男優助演賞（トッコ・ヨンジェ）・撮影賞（ユ・ヨンギル）受賞、第20回(2000)ハワイ国際映画祭招待作品。
ビデオでは『ホワイト・バッジ 大殺戮外人部隊』という題名で発売されている。なお、その後の日本発売ビデオ「ホワイト・バッジ シリーズ」は本作品とは何の関係もない。
初版：1998/12/7
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