夢を追い求める3人組みが引き起こすドタバタ事件を描く。イ・ミョンセ監督の記念すべきデビュー作。題名の「ギャグマン」は「コメディアン」という意味。監督として有名なペ・チャンホはこの作品で俳優としてデビューした。
自分のことを天才だと思い込み、偉大な映画監督になりたいと思ってはいるが、現実は三流キャバレーのコメディアンをやっているチャップリン顔のイ・ジョンセ(アン・ソンギ)。映画俳優になるのが夢の床屋主人ムン・ドソク(ペ・チャンホ)。そして美女(ファン・シネ)の3人は、自分達の夢を実現するために協力しあう。そして彼らが引き起こす数々の事件。
製作・企画はイ・テウォン。脚本は監督のイ・ミョンセとペ・チャンホ。撮影はユ・ヨンギル。音楽はキム・スチョル。ク・イムソと、後に『101回目のプロポーズ』の監督をするオ・ソックンが助監督を担当。
1989年にスタジオ200で開かれた「韓国映画傑作選」で日本上映された。
香港映画祭、バンクーバー映画祭、ペサロ映画祭、インド映画祭招待作品。1998年に発表された「朝鮮日報が選んだ韓国映画ベスト50」で22位にランクイン。
初版:2000/4/4
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