ハレルヤ
題名 英題 ハングル |
ハレルヤ Hallelujah 할렐루야 |
製作年 |
1997 |
時間 |
98 |
製作 投資 配給 |
テウォン・エンターテイメント イルシン創業投資 韓国映像投資開発 |
監督 |
シン・スンス |
出演 |
パク・チュンフン イ・ギョンヨン ソン・ヒョナ イ・ジェニ チェ・ジョンウォン クク・チョンファン キム・イル ヤン・テッチョ ナム・ポドン パク・ピョンテク チャ・テヒョン イ・ヒョンジュ |
日本版 Video DVD |
なし |
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牧師に成りすまして教会で詐欺を働こうとした男が、逆に宗教に目覚めてしまうという内容のコメディ。
窃盗前科三犯のチンピラ、ドッコン(パク・チュンフン)は、偶然目撃した交通事故の被害者の牧師になり済まして皆を騙す。天性のコメディアン、パク・チュンフンのニセ牧師ぶりはさすが。口から出まかせのアジ演説、サクラを使った奇跡の実演などなど、いちいち笑わせてくれる。相棒のルームサロンのバンド・マスター、ドンパルを演じるイ・ギョンヨンも相変わらずいい演技。
『おっぱいのぶら下がった男』、『サランヘヨ あなたに逢いたくて』などで知られる中堅監督シン・スンスがメガホンをとった作品。
『ゲームの法則』以来のパク・チュンフンとイ・ギョンヨンのカップリングが成立。イ・ジェリョン、チェ・ジウ、ト・ジウォン、コ・ソヨン、イ・ジェポら有名俳優がちょい役で大勢出演しているのも楽しめる。また、後に人気者となるチャ・テヒョンもこの作品で端役デビューしている。
第34回(1998)百想芸術大賞男優主演賞(パク・チュンフン)受賞作品。
初版:1998/5/18
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投稿者:SUMさん 投稿日:1998年5月1日(金)10時50分00秒
今やパク・チュンフンは韓国コメディ映画の顔といえるまでになった。この度も十分に楽しませてはもらった。いかにそのとき楽しもうとも、1年も経ったらどんな映画だったか思い出せなくなるような気がする。そういう映画ってあるものだ。
ヤクザがたまたま目撃した交通事故で亡くなった牧師の持っていた招聘状をもって牧師になりすまして金儲けをたくらむのだが・・・
そのヤクザのやることがハチャメチャでありながら招請状の力で認められ、結局そこの人たちと心を通わせて行く、とはよくある展開である。勿論よくある展開であることは悪くない。ただ、登場人物にストーリーを展開させる上での役割は与えられていても、一人の人物としての必然性を感じないのだから仕方がない。ステイすることとなる屋敷の足の不自由な女の子とのエピソードが主人公の心情の変化のキーポイントになるはずなのだが、ここのドラマは思いついたように時々挿入されるだけで上手くメインのストーリーと繋がってこない。
面白くないなんて事は決してない。最後まで飽きずに見られるのだが、終わった後にこれだけなんですかと言いたくなってしまうそんな映画だが、それでいいのだろう。
【評価:★★★】
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