シン・スンス
名前 漢字 ハングル |
シン・スンス 申承洙 신승수 |
性別 |
男 |
監督作品 |
1985 | 壮士の夢 |
1986 | 月光の狩人 |
1988 | 聖夜 |
1989 | 赤い女優 |
1990 | 雄鶏 |
1992 | 二十七束の薔薇 |
下の階の女、上の階の男 |
1993 | おっぱいのぶら下がった男 |
1994 | 契約カップル |
1995 | サランヘヨ あなたに逢いたくて |
1997 | ハレルヤ |
1998 | エキストラ |
1999 | 顔 |
2001 | アフリカ |
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出演作品 |
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韓国を代表する中堅監督の一人。
1954年生まれ。弘益大学卒。ハ・ギルチョン監督の『続・星たちの故郷』(1978)の助監督で映画界入りする。イ・ジャンホ監督作品や、ペ・チャンホ監督の『赤道の花』で助監督をつとめ、1985年にファン・ソギョン原作の『壮士の夢』で監督デビュー。『雄鶏』(1990)までの初期作品は社会的なテーマを主題にしたものや、ミステリーものが多かったが、『下の階の女、上の階の男』(1992)以降は、主にロマンチック・コメディを製作するようになる。なお、彼がコメディ系の作品を製作していた時期は韓国映画界がコメディ全盛だった時期と重なる。
その後、申承洙プロダクションを設立して独立し、1998年にその創立作品として『エキストラ』を発表。続いて1999年に『顔』を公開したが、この作品は、ある警察官の体験を通して現実社会を批判する内容で、初期作品と同じく社会派リアリズムの色彩が強い。その他、2000年には『リアル・フィクション』の製作総指揮を担当している。
2002年の最新作『アフリカ』は、四人の有望な若手女優を起用し、過去のヒット作のパロディを盛り込むなど、若い観客のウケを狙った作品だったが、「笑いも感動も得られない散漫な映画」と酷評され、興行的にも大失敗だった。
申承洙プロダクションのホームページ(韓国語)はこちら。
【受賞歴】
- 『壮士の夢』で第22回(1986)百想芸術大賞新人監督賞を受賞。
- 『月光の狩人』で第25回(1986)大鐘賞新人監督賞、第23回(1987)百想芸術大賞大賞・作品賞・シナリオ賞を受賞。
- 『雄鶏』が第28回(1990)大鐘賞優秀作品賞を受賞し、1991年のモントリオール国際映画祭本選進出。
- 『エキストラ』が第22回(1998)モントリオール国際映画祭本選進出。
初版:1998
最新版:2002/2/17
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