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突破してこそ生きる


題名
英題
ハングル
突破してこそ生きる
DIG or DIE
뚫어야 산다
製作年 2002
時間 96
製作 テチャン・エンターテイメント
監督 コ・ウンギ
出演 パク・クァンヒョン
パク・エジン
チョン・ウンテク
イ・ジェヨン
チョ・ヒョンギ
チェ・サンハク
クォン・ヨンウン
キム・ジンマン
チョン・ムソン
ヤン・テッチョ
イ・ジョンヨン
チャン・ドゥイ(特別出演)
イ・チャンミョン(特別出演)
日本版
Video
DVD
なし

 泥棒コミカル・アクション。二代に渡る刑事と泥棒の対決、そして二代目男女のロマンスを描く。

 ユナ(パク・エジン)とウジン(パク・クァンヒョン)は初恋の間柄。ところが、ユナの父ジャンヨン(ヤン・テッチョ)は刑事で、ウジンの父ジニ(チョン・ムソン)はなんと泥棒。犬猿の仲の父親のせいで、分かれてしまう二人・・・ その後、父の血を譲り受けたウジンはいかなるセキュリティ・システムをも突破できる泥棒システム「スチール・ゲーム」を、一方のユナは完璧な防御システム「セキュリティ・ゲーム」を開発するベンチャー企業を立ち上げる。二人は、膨大な開発費をなんとかするため政府に援助を求めるが、回答は「両社を合併すれば50億ウォン支援する」というもの。しかし親の代から宿敵の二人は、あるビルを選びそこで「盗む VS 防ぐ」の対決をして、勝者が政府支援金を総どりすることに決める。ところが彼らが選んだビルは、なんと暴力団サプチリ派が所有する最先端セキュリティ・システム完備のビルだった。そして、ユナ、ウジンに加えて、生き埋めが得意なサプチリ派のボス、ポンチャン(イ・ジェヨン)と彼の右腕サンカル(チョン・ウンテク)を交えた一大決戦が始まる。

 『少女たちの遺言』でデビューし、SBSのシトコム『ぴったり! いい』でコメディ演技を披露したパク・エジンが主演。『狂詩曲 −THE RHAPSODY−』にも出演した彼女は、最近ではMBCテレビ・ドラマ『四姉妹物語』や『タイムマシン』のMCとして活躍。本作では果敢なアクション演技を披露している。パク・クァンヒョン(1977年10月11日生まれ)は、友人について行ってなんとなく参加した1997年SBSトップ・タレント選抜大会で金賞を受賞して芸能界入りした若手男優。MBCテレビ・ドラマ『乞食』(1999)などに出演した後、同じくMBCのテレビ・ドラマ『ジャンプ』(1999)、SBSテレビ・ドラマ『メディカル・センター』(2001)で名を知られるようになった。最近ではMBCテレビ・ドラマ『その日差しが私に』でのコミカルな演技が大好評。SBSドラマ『悪い女たち』にも出演中。ドラマ以外にもCM、MCなどで活躍するようになり、第二のチャ・テヒョンと呼ばれている。

 コミカルな演技を披露する助演陣が目立つ映画。『友へ/チング』でお調子者のジュンホ、『マイ・ボス マイ・ヒーロー』でヤクザの子分を好演したチョン・ウンテクが、本作でも光るコミカル助演演技を披露している。

 モンテカティーニなど海外の短編映画祭コンペ部門に招待された短編映画『液体たち』のコ・ウンギ監督の長編デビュー作。製作費は30億ウォン。製作はキム・ナミ。脚本はクォン・インチャン、シン・ドンイク、イ・ソンジュ、チョン・ジスク、そして監督のコ・ウンギ。撮影はイン・ビョンフン。照明はキム・ドゥサム。編集はコ・イムピョ。音楽はチェ・スンシク。美術はチャン・テファン。

初版:2002/9/3


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