ユン・イノ
名前 ハングル |
ユン・イノ 윤인호 |
性別 |
男 |
監督作品 |
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1963年、釜山生まれ。明知大学英文学科卒業。ユ・ヒョンモク、ソヌ・ワン、ソン・ヨンス監督の下で映画製作に従事した後、渡米。UCLAの映画関係者再教育課程を通じて、ハリウッドでインターン演出部を経験。『フレンチ・キス』と『アポロ13』の製作に参加して映画製作の経験を積む。韓国に帰国後、テレビ広告を製作。
1997年に、外国人労働者に対するいわれなき不信と軽蔑を題材にした『バリケード』で監督デビュー。この作品は第2回(1997)釜山国際映画祭「韓国映画パノラマ」部門に出品された。
第2作の『マヨネーズ』は母娘の葛藤を描いた作品。第1作で社会性の強い作品、第2作で個人的な問題を描いた作品と、一見ミスマッチであるが、監督の言によれば、「『バリケード』製作当時は外国人労働者問題が最も深刻な問題であった。現在の経済不況の中では最も深刻な問題は家族間の摩擦と葛藤と思い、このテーマを選んだ」とのこと。また、『バリケード』でも外国人労働者の問題を題材にしながら、父親と息子の関係を描いており、監督の「家族」問題に関する思いが感じられる。両作品とも「人間関係」をまじめに取り扱い、「異質なる者との摩擦と軋轢、そして和解」を描いているのが特徴。
初版:1999/2/13
■ コラムなど
「アジアフォーカス・福岡映画祭2004 リポート 『僕が9歳になったら』」はこちら。
「ユン・イノ監督作品『バリケード』との出会い −『僕が9歳だったころ』から『バリケード』へ−」はこちら。
「第4回 燃える7時間!日韓映画バトル リポート ― ユン・イノ vs. 阪本順治 トークバトル ―」はこちら。
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