イム・スルレ
画像提供:アジアフォーカス・福岡映画祭事務局
名前 漢字 ハングル |
イム・スルレ 林順禮 임순례 |
性別 |
女 |
監督作品 |
|
プロデュース作品 |
|
1960年、仁川生まれ。大学三年の頃からフランス文化院での上映会に通いつめる。漢陽大学英文科を卒業後、同大学院演劇映画科を修了。そして、フランスに留学して、パリ第8大学で映画学を学び、修士論文『溝口健二に関する研究』で修士号を取得する。帰国後に、『セサン・パクロ 外の世界へ』の助監督として本格的に映画界入りする。1994年に製作した短編『雨の中の散歩』は第1回ソウル短編映画祭で大賞を受賞し、世界の映画祭で紹介された。
1996年、「キアロスタミや小津安二郎の影響が見られる」とも評される秀作『三人友達』で長編映画デビュー。
ヒットこそしなかったものの、2001年の韓国映画の良心とも称えられる最新作『ワイキキ・ブラザース』では第21回(2001)映画評論家協会賞監督賞と第9回(2001)春史羅雲奎映画芸術祭脚本賞を受賞している。
2001年には、韓国映画界を代表する女性プロデューサーらのインタビューを交え、韓国映画産業における女性の役割を検証したドキュメンタリー『美しき生存−女性映画人が語る映画(Keeping the Vision Alive)』(2001/Video/48分)を発表。この作品は、山形国際ドキュメンタリー映画祭2001 アジア千波万波 Tokyo Specialで上映された。
2003年には、第4回全州国際映画祭でオープニング上映された短編オムニバス人権映画『もし、あなたなら〜6つの視線』のうちの一作『彼女の重さ』を監督した。
『微笑 ほほえみ』のプロデューサーも担当している。
初版:1999/1/9
最新版:2001/12/21
Copyright © 1998-
Cinema Korea, All rights reserved.
|