『寵愛』で官能的な体を披露したスタイル抜群の現役女子大生女優。大学で「クエスチョン・ガール」というあだ名がつくほど演技に関して質問をすることで知られ、撮影中もノートに演技についてメモをするという熱心さを持つ。
写真やファッション・ショーのモデルとして活動していたが、1999年に詩人のハ・ジェボンの誘いで、映画『LIES/嘘』の原作小説『私に嘘をついてみて』を演劇化した同名の演劇で俳優としてデビューする。演劇『私に嘘をついてみて』は、2ヶ月の公演だったにもかかわらず、彼女の下着一枚での演技が大きな話題となる。
そして翌2000年には『寵愛』で、主役のヌード・モデル役を引きうけ、スクリーン・デビューを飾る。美しい肢体を惜しげもなく披露したこの作品の演技で、第21回(2000)青龍賞で新人女優賞にノミネートされた他、第8回(2000)春史映画芸術賞では新人賞にあたる「女子新しい顔演技賞」を受賞し、一躍注目を浴びる。
『寵愛』への出演で知名度があがり、ドラマ、ミュージック・ビデオ、芸術映画TVの『シネマ・トゥデイ』のメインMCなどで活躍するようになる。
2001年の『7人の夜明け』では、銃を手に男達と張り合うコンビニの店員ヒョニを演じた。
2001年11月に『寵愛』のプロモーションで来日した折には、篠山紀信からヌード撮影のオファーがあった。残念ながら実現はしなかったが、篠山の眼にとまるほどの可能性をもった逸材ということだ。
次回作はキム・ソンドク監督の『ボス上陸作戦!!』。
2003年にはヌード撮影をし、ネット上で公開。爆発的なアクセスを受けたほか、一部の熱烈なファンからヌード反対の抗議を受けるなどして話題となった。
"Yahoo! KOREA" の「イ・ジヒョンのホームページ一覧表」(韓国語)はこちら。
初版:2001/2/19
最新版:2001/11/26
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