題名 英題 ハングル |
ストライカー Strikers 스트라이커 |
製作年 |
2000 |
時間 |
100 or 103 |
製作 配給 |
チョンス・インディービジョン TUBEエンターテイメント |
監督 |
イム・ソン |
出演 |
ソ・ジェギョン キム・ジヒョン シム・ジホ トッコ・ヨンジェ イ・ジョンソプ イ・ジュソク キム・ジニョン キム・イル チン・ボンジン パク・チェウォン ソ・サンスク ユ・イルムン チョン・ヨングム |
日本版 Video DVD |
なし |
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1998年の『セブンティーン』,『チャン』に続く青春学校ドラマ。カンニングや体罰、持ち物検査など、男子高校で起る様々な事件や、入試によって傷つく学生達を描く。題名の「ストライカー」には、「新知識人」、「誰の助けもなく自力で事を成す人」、「何か一つだけ得意であれば良いという信念で学校教育とは関係なく、自分の目標を追求する学生」、「IMF克服型の新しい人間類型」、「C世代(Chemical generation)の別称」などの意味がある。
映画狂ギチョル(ソ・ジェギョン)、自動車デザイナーを目指すミンス(イ・ジュソク)、ラーメン博士ドンマン(キム・ジニョン)はストライカー3人衆。彼らは成績は大した事ないが、自分の関心分野では他の追随を許さない。一方、彼らと比較される優等生のテス(シム・ジホ)は、成績至上主義者のピョン先生(トッコ・ヨンジェ)と英語至上主義者のギアン先生(イ・ジョンソプ)のお気に入りだ。ミュージカル発表会場でテスの女友達スジ(キム・ジヒョン)を見て一目惚れしたギチョルは、スジが入っているパソコン・エリートクラブに入部しようとするが、それにミンスとドンマンの二人が加勢し、話は思わぬ方向へ。
1998年末に撮影が開始され、1999年には完成していたが、諸般の事情で公開されたのは2000年の秋となった。
1947年3月6日、釜山生まれのイム・ソン監督は、1970年から1979年にかけて50本余りのドキュメンタリー映画を演出し、1987年の『つむじ風』で商業監督デビュー。これまで『根信』(1988)、『コリアン・ボーイ』(1991)、『持ちもの有りません』(1991)、『野望の大陸』(1992)、『テコン・ファイター』(1995)、『7悪童』(1996)と7作品の監督をしている中堅監督で、『ストライカー』もそうだが、青春物を数多く生み出している。
初版:2001/1/8
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