韓国初のマラソン恋愛映画。オール米国ロケ作品で、ポスト・プロダクション作業もすべてハリウッドで行っている。
韓国最高のマラソン・ランナーとして、将来を嘱望されていたマラソン選手ミョンス(チョン・ウソン)は、アジア大会で途中棄権したのがきっかけでスランプに陥る。米国で開かれる国際大会に出場するためにロサンゼルスにやってきたミョンスだが、完走する自信がなくなり、選手団から離れ、ロスに住んでいる又従兄弟ブレッド(パク・チョル)の家に転がり込む。そして、そこで10才の時に養子としてアメリカにやってきたジェニー(コ・ソヨン)と出会う。
監督のイ・ジャンスは、テレビ・ドラマ『ドリーム・レーサー(原題:アスファルトの男)』,『トッケビが行く』などを演出したプロデューサーで、これが初監督作品。脚本はテレビ・ドラマ『砂時計』で有名な人気作家ソン・ジナ。撮影は『ドリーム・レーサー』の撮影も担当したハム・チャンギ。主役のマラソン・ランナーはチョン・ウソンが演じるが、彼はデビュー直後の無名時代にイ・ジャンスの『ドリーム・レーサー』に出演している。チョン・ウソンとコ・ソヨンは『KUMIHO/千年愛』,『ビート』に続いて3回目の共演となる。
第36回(2000)百想芸術大賞人気賞(コ・ソヨン)受賞作品。
初版:1999
最新版:2000/4/1
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