題名 英題 原題 ハングル |
プライベート・セックス 狙われた二十歳 Twenty 二十歳 스무살 |
製作年 |
2001 |
時間 |
94 |
製作 |
インターシネマ |
監督 |
シン・ジョンギュン |
出演 |
イ・ハナ ソ・ジヌォン チェ・ヨンウン チョ・ミラ イ・ファンジ キム・ヒョンシク パク・ミヒャン オ・ギファン |
日本版 Video DVD |
字幕版Video 吹替版Video DVD |
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1997年に、女子中学生が男友達とセックス・ビデオを撮影した事件、いわゆる『赤いマフラー』事件を題材にした映画。事件に関与した少年・少女はその後どうなったのか?という問いかけからスタートした企画で、三部構成により、ある少女の青春が男達に徹底的に踏みにじられる過程を描く。
『赤いマフラー』事件は、1997年の『バッドムービー』韓国公開に前後して発生しており、『バッドムービー』が一時上映禁止措置を取られた理由の一つは、この『赤いマフラー』事件を髣髴とさせる内容だったからと言われる。
不良少女のミョンジュ(イ・ハナ)。ある日、彼女はソノ(チェ・ヨンウン)と出会い、彼を愛するようになる。映画監督志望のソノはミョンジュにポルノ・ビデオの撮影をもちかけ、彼を愛するがゆえにミョンジュはそれに出演することを承諾する。しかし、撮影中にミョンジュの母親が現れ、撮影は中断。その後、ミョンジュは髪を切って家出し、ソノとの関係は切れてしまう。
数年後。二十歳になったミョンジュとソノは、ホステスとウェイターとして再会。ソノはチョPD(イ・ファンジ)と裏取引し、二人はミョンジュとのセックスに溺れる。やがて、ミョンジュの妊娠が発覚するが、ソノとチョPDは責任逃れをし、ミョンジュは中絶手術を受ける。
身も心もボロボロになったミョンジュ。彼女の前に今度は小説家志望のドンウ(ソ・ジヌォン)が現れる。彼は大学の講師で、大学同期のヨニ(チョ・ミラ)と同居中だが、若い頃、娼婦街で「性器が小さい」と冷やかされ、性的なコンプレックスを持っている男。彼はミョンジュに強烈な性欲を感じる。二人はしばらくはプラトニックな関係だったが、ある日、ミョンジュの部屋での停電をきっかけに男と女の関係になる。そして、ドンウはヨニが自分の博士論文審査担当教授と関係を持っている事実を知り、彼女との同居生活を清算して、ミョンジュと二人で新しい生活を始める。
ドンウとの生活を始めたミョンジュだが、ドンウの留守中に、彼女を狙ってやって来たソノ、チョPD、そしてドンウの友人ウォンソプ(キム・ヒョンシク)と関係を持ってしまう。そして、ソノは彼女のセックス・ビデオを隠し撮りして、そのテープをビデオ業者に売り渡してしまう。
韓国映画界の巨匠シン・サンオク監督の息子で、『サミャン洞精肉店』でデビューしたシン・ジョンギュン監督第二作。脚本・脚色はユ・ドンユン。撮影はパク・スンホ。
初版:2001/5/6
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