絵日記
題名 英題 ハングル |
絵日記 Drawing Diary 그림일기 |
製作年 |
2000 |
時間 |
102 |
製作・配給 |
韓脈映画 |
監督 |
コ・ヨンナム |
出演 |
イ・フィジェ 城山裕美 パク・チュナ ユ・ヨンシル チャン・ハンソン |
日本版 Video DVD |
なし |
|
映画監督志望の男性と5歳の少年の父親探しの旅。日本でも『バイオレンス・コネクション 処刑警察』、『ソウル・パッション 売春2』、『罠の女』などがビデオ化されている中堅コ・ヨンナム監督が久しぶりにメガホンをとった作品。
ある日、映画助監督トイル(イ・フィジェ)の前に5歳の子供が現れる。父親を探しているその少年は、「自分の父親かもしれない5人のうちの一人がトイルだ」と発言。トイルの恋人で在日韓国人のジュリ(城山裕美)は、彼と別れると言い出す。そして、トイルは自分の身の潔白を証明するために、少年の父親を探す旅に出る。しかし、父親である可能性がある残りの4人の男性、彼らは政治家だったり、知識人だったり、やくざのボスだったり、ただの酔っ払いだったりするのだが、彼らは皆一様に父親である事を否定し、父親探しの旅は難航する。
男性主人公のイ・フィジェ(29)は有名なコメディアン。在日三世で、武蔵野美術大学デザイン科を卒業して演劇活動をしていた城山裕美(キム・ユミ,23歳)がヒロインに抜擢された。『桃色夫人・陵辱』、『桑の葉3』、『古今笑叢3』などのコリアン・エロス作品に主演していたユ・ヨンシル(38)がカメオ出演している。
初版:2000/4/15
|
投稿者:SUMさん 投稿日:2002/2/24 19:09:57
『菊次郎の夏』のようにロードムービーになるかと思えば、さほどに旅をしない、やくざとの追いかけっこ。
日韓の架け橋になりたい女の子、子供が出来たと喜んでいる女の子の物語の方が、子供の実の父親が誰かよりもドラマとして見ていられる。日韓のかけはしになる映画に出れると思いきや、実はヤクザがらみのポルノだった・・・ とはいえ、城山裕美は、映画に出るには、まだ演技の勉強が足りなかったか。バイリンガルだが、どっちのセリフもぎこちなかった。監督に日本語のセリフの演技指導は難しかったのかもしれないが。
【評価:★★★】
Copyright © 1998-
Cinema Korea, All rights reserved.
|