ユ・ヨンシク

　1967年生まれ。延世大学建築工学科を卒業し、韓国映画アカデミー演出科（９期）を優秀賞で卒業する。韓国映画アカデミーの卒業作品として、同期のホ・ジノが演出した短編映画『コチョルのために』（16mm短編映画、20分40秒、1993年、第25回(2003)ぴあフィルムフェスティバルで上映）で撮影を担当する。この時期、製作した他の作品には短編の『ナルシスト』がある。

　1993年、パク・クァンス監督の『あの島へ行きたい』でライン・プロデューサーをつとめる。その後、『スプリング・イン・ホームタウン』で助監督を、『我が心のオルガン』ではプロデューサーを担当する。

　2000年にオール中国ロケの歴史ドラマ『アナーキスト』で監督デビュー。1920年代、激動期の上海を拠点に活動した５人の独立運動家を描いたこの作品では、脚色も担当している。

初版：2000/6/11

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