パク・キヒョン
名前 ハングル |
パク・キヒョン 박기형 |
性別 |
男 |
監督作品 |
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1967年、京畿道パジュ生まれ。亜洲大学産業工学科に2年まで通い退学。映像作家専門教育院卒業。22歳までは映画製作など考えたこともなかったが、友人についてホン・ギソン,ファン・ギュドク,キム・ドンビン監督等が集まっていたパランセ・プロダクション(青い鳥映画社)に立ち寄ったのがきっかけとなり映画の勉強をはじめる。
『胸に芽生えた刃で悲しみを切って』(1992年:ホン・ギソン監督)の演出部で映画界入り。シナリオ作家協会映像作家教育院専門班1期を修了し、キム・ソンス監督の短編『悲鳴都市』や日本でも公開された『KUMIHO/千年愛』の助監督をする。
1993年、映画振興公社と『スポーツ・ソウル』のシナリオ公募に当選。1996年にはじめて製作した短編映画『誇大妄想(Great Pretenders)』は、Clearmont Pelang 国際短編映画祭、モンテカニーニ国際短編映画祭、ロサンゼルス国際短編映画祭、ロンドン・ゲイ&レズビアン映画祭、バンクーバー国際映画祭、香港国際映画祭、パリの秋映画祭、アムステルダム国際映画祭など多数の映画祭に招待され、1997年のロサンゼルス国際短編映画祭では「ベストベスト賞」を受賞するなど好評を博した。
長編デビュー作となった『女校怪談』は、怪談ものでありながら学校における教師の暴力・セクハラ・いじめという社会問題を扱い、高校生を中心とするティーン・エイジャーに受け入れられ大ヒット(「1998年韓国映画興行成績」)。評論家の間でも社会問題を告発する問題意識が高く評価された。『女校怪談』の大ヒットで『誇大妄想』も急遽一般公開された。
1998年の『太陽はない』では、ちょい役出演している。
2000年に、超能力少女を題材にした超現実ファンタジー『秘密』を発表。この作品では、製作・監督・脚本と1人3役をこなしたが、興行的には全くの失敗に終わった。
次回作は『アカシア』。
初版:1998/5
最新版:2000/11/14
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