キム・ヒョンミョン

　1955年生まれ。企画者出身の中堅映画監督。1984年にイ・ポヒ主演の映画『アガサ』で監督デビューし、第21回(1985)韓国演劇映画テレビ芸術賞（現在の百想芸術大賞）新人監督賞、キリスト教文化芸術賞を受賞する。同作は、ロンドン映画祭に公式招待され、ナント映画祭にも招待された。

　その後、1990年代初めまでは年１本ペースで映画を発表し、韓国映画監督協会理事、大鐘賞映画祭審査委員、シニョン青少年映画祭審査委員などを歴任する。

　子供映画がジャンルとして軽んじられている韓国映画界の状況に一石を投じるため、キッズ・ムービー専門の製作社シネワークスを設立。1999年に、小学校に伝えられる怪談伝説を題材にした『学校伝説』を発表する。今後もシネワークスは「子供が見たがる映画」を作ることを目標とする予定とか。

初版：2000/1/10

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