チン・ウォンソク
名前 漢字 ハングル |
チン・ウォンソク 陳元錫 진원석 |
性別 |
男 |
監督作品 |
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出演映画 |
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1968年5月、ソウル生まれ。延世大学仏文科在学中の1989年にアメリカに渡り、ニューヨークの School of Visual Arts で映画学を専攻する。渡米当時は映画についての知識はほとんど持っていなかったが、在学中にフィルム・フォーラム、近代美術館、フィルム・アーカイブなどで年間500本もの映画を鑑賞。映画鑑賞眼を養う。
卒業後はフランスの配給会社MK2USAで配給の仕事を経験。その後、レストランで働きながらインディペンデント・フィーチャー・フィルム・マーケットにボランティアで参加。多くのインディペンデント監督と出会い、親交を深めながら創作活動を開始。現在はグリーン・カードを取得しアメリカ在住。
初監督作品の『ニューヨークデイドリーム』はニューヨークの日本人留学生が主人公。一応韓国映画であるこの作品の主人公、そして主役(金城武)が日本人というそれまででは考えられない組み合わせとなった。その他の登場人物もイタリア系、韓国系、ドイツ系と多国籍。これもアメリカ在住の監督ならではの自由な視点のたまものか。スタッフ・キャストにも監督の個人的な交友関係が反映されており(ミラ・ソルヴィーノとはカフェで知り合ったとか)、いかにもインディペンデントといった作品。なお監督自身殺し屋の役でこの映画に出演している。
2001年には、アメリカの、とあるネットベンチャー企業の成功と衰退を描いたドキュメンタリー映画『e-Dreams』(94分,Digi Beta,カラー)を発表。この作品は、第2回(2001)全州国際映画祭セクション2001部門で上映されており、2003年6月27日に日本でもニューズベースよりDVDがリリースされる。詳しくはこちら。
また、最近では、釜山で国際犯罪にかかわったアメリカ人教師と野球選手を主人公にした犯罪ドラマ『Foreigners』の脚本を執筆している。
初版:1998
最新版:2001/5/19
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