イ・ソグン
名前 ハングル |
イ・ソグン 이서군 |
性別 |
女 |
監督作品 |
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1975年、ソウル生まれ。幼い頃から映画好きで、小学生の頃から学校をさぼって映画館に通い、5年生にして映画監督を目指すようになったという。小説家の母親の紹介でパク・チョルス監督と知り合う。外国語高等学校卒業後、アメリカへ渡りニューヨーク大学 Film and TV Productio Part で映画演出を専攻。日本でも公開され、そのヴィヴィッドな映像とあっと驚くストーリーで話題となった『301・302』のシナリオを担当し、第16回(1995)青龍賞脚本賞を受賞する。
1995年に製作した短編『自殺パーティー』で監督デビュー。この作品は第12回(1995)金冠短編映画祭大賞を受賞し、第1回(1996)釜山国際映画祭に招待された。その後、16mm 短編映画『Delivery』の製作、『The Body That God Itself Dead』のシナリオ執筆などを経て、1997年の『ラブラヴ』で長編劇映画監督デビュー。この作品はもともと大学を休学して16mmの低予算映画として製作予定だったが、パク・チョルスの後押しで35mm映画として製作された。
ニューヨーク大学で得た映像技術と人脈を動員し、パク・チョルス監督のバック・アップを受けて製作された『ラブラヴ』は、人気男優アン・ジェウクの映画デビュー作ということでも話題を呼んだが、興行的には全くの失敗作。ただし、第17回(1998)バンクーバー国際映画祭コンペ部門に招待されたり、第3回(1998)釜山国際映画祭の特別プログラム「二重の障壁:アジアで女性監督になるということ」で上映されるなど評論家筋では一定の評価を受けているようである。
韓国で劇映画を製作する女性監督としては最も若い(当時)。
初版:1998/11/7
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