Q: |
『小さな恋のステップ』に出演した経緯を教えてください。 |
A: |
まず、シナリオが面白かったからです。ラブ・ストーリーを独特な面から描いているところが気に入りました。またチャン・ジン監督とは長年お付き合いをしているので、作品に関しての信頼があり引き受けました。 |
Q: |
セリフとセリフの微妙な間は、イ・ナヨンさんと話し合ったのですか? |
A: |
一つの事だけでなく、色々なパターンを考えます。監督と打ち合わせをして、俳優同士呼吸を合わせて間を取ることにしました。 |
Q: |
イ・ナヨンさんの印象をお聞かせください。 |
A: |
一番感じたことは、とても気さくな人です。彼女は顔が小さいのに比べ、私は顔が大きいので、大きさを目立たせないように常に彼女の後ろにいました(笑)。イ・ナヨンさんは外見に気を使わないし、飾って演技をしません。彼女の方から共演者との呼吸を合わせようとしてくれたので、とても演じやすかったです。 |
Q: |
脚本のリライトで良くなった所はありますか? |
A: |
脚本を大きく変更したところはありません。しかし、現場で面白くした部分はありますよ。例えばファースト・シーンは主にアドリブで撮りました。ラストもアドリブの会話を生かしています。それと、映画館のナレーションにもオチをいれましたね。 |
Q: |
ラブ・ストーリーの世界は演じやすかったですか? |
A: |
この作品のディテールにこだわる方が重要でした。ピッチャーのマウンドに立って、キャッチャーがこんなに遠くにいるものだとは思いませんでしたよ(笑)。なので、練習を投球フォームの練習を重ねて筋肉痛になってしまいました。 |
|
Q: |
野球チームに入っていたことはあるのですか? |
A: |
野球チームと練習ができればよかったでのすが、かないませんでした。元プロ野球の選手にフォームをアドバイスしてもらいました。実は私が演じたトン・チソンにはモデルがいるんですよ。 |
Q: |
今回の役の中で、一番大事にした所はどこですか? |
A: |
トン・チソンがプロ野球の選手なので、フォーム作りには気を使いました。剛速球の投手に見えるように。自然な形でどんどん作りこんでいく。それが私のやり方です。 |
Q: |
チャン・ジン監督から何か注意点はありましたか? |
A: |
野球の練習をとにかくしろ!と言われました。フォームが滅茶苦茶なので、それをどうにかしろと。監督とは舞台や映画などでたくさん組んでいるので、他には特別ありませんでした。私が気をつけたのは、共演者のイ・ナヨンさんと不自然に見えないようにすることです。 |
Q: |
イ・ナヨンさんとの間で良かった、うまくいったことなどのエピソードがあったら教えてください。 |
A: |
走るシーンの撮影では徹夜で走りました。こういった肉体的な苦労はありましたが、精神的な苦労はありませんでした。イ・ナヨンさんとはいつも一緒にいたので、とても楽しい撮影現場でしたよ。 |
Q: |
『ウェディング・キャンペーン』もダサい男、『小さな恋のステップ』でもダサい男でしたが、ダサい男の演じ方は? |
A: |
基本的に“ダサい”部分は、自分が持っている部分なので、苦労はしませんでした(笑)。トン・チソンは心がダサい男というキャラクター設定がシナリオ上でしっかりできていたので、苦労はしませんでした。 |
Q: |
ファン・ジョンミンと、お互いの作品を観て話し合ったことはありますか? |
A: |
ちゃんと共演したことはないので、共演したらあるかもしれませんね。 |
Q: |
『トンマッコルへようこそ』では舞台と映画の両方に出演していますが、演技について変えた部分はありますか? |
A: |
舞台と映画ではキャラクターが違いました。舞台ではナレーションが入っているし、見ている対象が違うので、そういう部分については気をつけて演じました。 |
Q: |
『小さな恋のステップ』のテーマである“愛とは何か”についてどう思いますか? |
A: |
“愛”は単に“愛”だと思っています。私は結婚をしていますが、チャン・ジン監督は独身です。独身の方々は“愛”を大きく捉えすぎていると思います。個人の解釈によって違うとは思いますが。“愛”は人それぞれ解釈が違うのではないでしょうか? この作品のトン・チソンを理解するのに一番苦労した部分ですね。なんでそんなに愛に執着するのか。 |
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Q: |
皆にあって、チョン・ジェヨンさんにないことは? |
A: |
そんなの、あげると300くらいありますよ! というのは冗談で、ほとんどないと思います。ないものがありすぎて、何から言ったらいいのやら・・・お金もないし(笑)。 |
Q: |
次回作が決まっていたら教えてください。 |
A: |
『遠足に行く日』を撮影中です。お墓にある装飾品を盗んで売る「墓荒らし」を職業にしている男を演じています。心温まる素朴な映画ですよ。登場人物の心のキズが癒されていく物語です。 |
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