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団体概要

沿革

 シネマコリアは、「映画の上映を通じて、日韓の相互理解と文化交流を促進させる」ことを目的に、1998年12月20日、名古屋で設立されました。翌1999年から名古屋で上映活動を開始。2001年に初めて日本初公開&未配給作品に字幕を付けて上映しました。そして、2002年から2007年まで名古屋・東京・大阪をはじめ全国を巡回するミニ映画祭「シネマコリア」を主催。また、2005年には『もし、あなたなら〜6つの視線』、2006年には『まぶしい一日』と、商業ベースに乗りにくい作品の配給活動も行っています。2007年3月からは、それまでシネマコリア代表の西村が個人で運営していた韓国映画のサイト「ソチョンのホームページ 韓国映画とハングル」のコンテンツを譲り受け、インターネットを通じた韓国映画の情報発信活動も行っています。シネマコリアは、2012年9月現在、ボランティアベースで運営される、法人格のない非営利任意団体です。

目的と理念

 「映画の上映を通じて、日韓の相互理解と文化交流を促進させる」ことが目的です。外国映画を上映・鑑賞することは、異文化理解の有力な手段のひとつであり、自分とは異なる他者を理解することは、「他者に優しく、実りある豊かな社会」を実現することにつながります。作品の上映を通じて、監督・俳優など知られざる才能の発掘にも寄与し、フィルムメーカーの映画製作を間接的にサポートすることも目的のひとつです。また、上映・配給・情報発信などの活動を通じて、韓国映画を紹介する人材の育成にも寄与したいと考えています。

3つの活動内容と実績

 シネマコリアは現在、(1)インターネットを通じた韓国映画の情報発信、(2)映画祭・上映会の開催、(3)映画の配給、以上3つを主な活動内容としています。本ウェッブサイトは、シネマコリアの3つの活動ごとに分類されています。各ページ右上のメイン・メニュー「韓国映画情報」「映画祭・上映会」「提供・配給作品」をクリックすることにより、3つの活動に関するページにアクセスできるようになっています。

(1)韓国映画情報
 韓国映画の上映情報をはじめ、様々な情報をウェッブサイトやメールマガジンを通じて発信しています。本サイトの前身である「ソチョンのホームページ 韓国映画とハングル」は1998年1月10日に開設されました。以来現在に至るまでの総ページビューは数千万件にのぼります。韓国映画ファン、映画ファン、映画祭関係者、配給会社関係者、映画評論家・ライターの皆様などにご利用いただいております。また、『ラスト・プレゼント』『純愛中毒』『もし、あなたなら〜6つの視線』『千年湖』『まぶしい一日』などの公式サイトも運営しています。1999年からはメールマガジンも発行しています。当初は『韓国映画ニュース』の名称でしたが、現在は『シネマコリア News』を配信。定期購読者数は2012年9月現在4,600名強です。


「ソチョンのホームページ 韓国映画とハングル」の
スクリーンショット

(2)映画祭・上映会
 1999年4月の第1回上映会から、日本初公開&未配給作品や開催地区初公開作品を中心に、韓国映画・北朝鮮映画・日本映画を紹介しています。『フラガール』の李相日監督、『グエムル −漢江の怪物−』のポン・ジュノ監督、『トンマッコルへようこそ』のパク・クァンヒョン監督、『王の男』のイ・ジュニク監督、『カンナさん大成功です!』のキム・ヨンファ監督といった、現在では著名になった監督達のデビュー作または初期作品を上映しており、「新たなる才能の発見の場」としてもご好評いただいております。

(3)提供・配給作品
 2005年劇場公開作『もし、あなたなら〜6つの視線』の買い付けに一部出資し、提供団体として劇場公開に尽力しました(正確には、当初シネマコリア代表の西村が個人の資格で配給に参画、後にすべての権利をシネマコリアに移譲)。そして、2006年には『まぶしい一日』を買い付け、映画祭・上映会などに配給しています。

2009年以降の活動

 2009年、シネマコリアは「シネマコリア2009 〜韓国古典アニメ特集〜」を名古屋で開催。年末には、シネマスコーレ、キノアイジャパンと共同で新作韓国映画をフェスティバル形式で公開&配給する「真!韓国映画祭」を立ち上げました。また2010年からは、韓国のインディペンデント・アニメーションを紹介する「花開くコリア・アニメーション」を、韓国インディペンデント・アニメーション協会(KIAFA)と共催しています(名古屋会場のみ)。単独開催のミニ映画祭「シネマコリア」は現在休止中ですが、他団体との共同企画を通じて、韓国映画・アニメーションの紹介に尽力しています。

協働する企業・団体様

 シネマコリアはその目的を達成するために、様々な企業・団体様と協働しています。協働の方法は、共催・助成・協賛・後援・協力・作品提供など多岐に渡ります。以下、これまで協働してきた企業・団体様を一部ご紹介します。

キノ・キネマ、 あいべつ韓国映画鑑賞会、 名古屋市、 財団法人 名古屋国際芸術文化交流財団、 独立行政法人国際交流基金、 アサヒビール株式会社、 財団法人 名古屋国際センター、 駐日韓国大使館 韓国文化院、 さっぽろ映画祭実行委員会、 スガイシネプレックス札幌劇場、 札幌市、 札幌市教育委員会、 J:COM 札幌、 愛別町教育委員会、 シネマスコーレ、 アジアスーパーシネセンター、 株式会社スキップ、 プランニングオム株式会社、 キネカ大森、 第七藝術劇場、 韓国を知る会事務局、 アシアナ航空、 CJ Entertainment、 Showbox Mediaplex、 Lotte Entertainment、 ShowEast、 Indiestory、 KM culture、 Cinema Service、 Tube Entertainment、 CINECLICK ASIA、 KangJeGyu Films、 Film it Suda、 miro VISION、 Intz.com、 GAGAアジアグループ、 ケングルーヴ、 シネフィル・イマジカ、 スタンス・カンパニー、 カルチュア・パブリッシャーズ、 日本映画学校、 アジア映画社、 NAGOYAアジア文化交流祭、 & you film、 有限会社ホワイトライン、 エスピーオー、 タキコーポレーション、 立命館大学コリア研究センター、 みちのく国際ミステリー映画祭、 CJ Media Japan 株式会社(Mnet)、 有限会社カームズ、 KOTENHITS!、 衛星劇場、 アルシネテラン、 グアパ・グアポ、 武藤起一事務所、 ニューシネマワークショップ、 女たちの映像祭・大阪、 ANIMATION TAPES、 韓国映画振興委員会(KOFIC)、 韓国インディペンデント・アニメーション協会(KIAFA)、 キングレコード、 メダリオンメディア、 ハングルサロンおみじゃ、 神戸映画資料館、 Shin Cine Communications、 愛知県、 財団法人 愛知県国際交流協会、 キノアイ、 キノアイジャパン、 プラザマルマン、 マルマン会館、 Timestory Film & Books、 大韓民国文化体育観光部、 日本アニメーション学会(JSAS)、 日本アニメーション協会(JAA)、 愛知芸術文化センター、 日本映像学会中部支部、 キム・テイ、 韓国観光公社名古屋支社、 Theater Cafe、 一般財団法人 岡山県国際交流協会 (順不同、敬称略)

代表紹介

代表 西村嘉夫

 パソコン通信&インターネット上の旧ハンドル名は「ソチョン」。学生時代の1991年、ゼミの後輩だった韓国人留学生の招きに応じて初渡韓。帰国後、韓国語の勉強を始め、韓国映画を見るようになる。1996年から始まった釜山国際映画祭に偶然参加し、日本未紹介の韓国映画を浴びるように鑑賞、その面白さに衝撃を受ける。翌1997年にも釜山映画祭に参加し、『接続』と出会う。この作品を日本に紹介したいと思い、同年末よりウェッブサイト「ソチョンのホームページ 韓国映画とハングル」を準備し始め、翌1998年1月10日正式オープン。以後、インターネット上で韓国映画の普及活動を展開する。1998年末、名古屋で韓国映画を上映するため、有志を募ってシネマコリアを発足。代表に就任し、現在に至る。韓国映画関連の主だった著作物は以下のとおり。

<共著>
『韓国シネマコレクション 1995-2006』(キネマ旬報、2006年9月9日)
『韓国シネマコレクション 2008』(キネマ旬報、2007年12月29日)
『「映画ファンのための」韓国映画読本 “男目線”のコリアン・ムービー・ガイド』(ソニー・マガジンズ、2007年5月25日)

<編集協力・監修>
『パク・チャヌクのモンタージュ』(著者 パク・チャヌク、翻訳 李賢進、キネ旬ムック、2007年9月19日)

<寄稿>
『朝日新聞』 『キネマ旬報』 『PREMIERE プレミア日本版』 『映画秘宝』 『朱夏』 『Vindex』 『HOT CHILI PAPER』 『韓国語ジャーナル』 『韓国・俳優バイブル』 『シネマ・ハングル』 『月刊 韓国文化』 『あの人の国、「韓国」を知りたい。』 『韓国テレビ&シネマライフ』 『REAR』 『日韓文化交流基金NEWS』 『韓流入門 問題と解説 全207問』 『韓国映画ショーケース2007 公式パンフレット』 『anan』 キネマ旬報ムック『韓国映画で学ぶ韓国の社会と歴史』など

<連載>
『It's KOREAL』(レビュー)、『Invitation』(韓国の興行成績)

<コメント・インタビュー>
『毎日新聞』 『朝日新聞』 『東京新聞』 『産経新聞』 『中日スポーツ』 『東洋経済日報』 『日経エンタテインメント!』 『ニューズウィーク日本版』 『週刊文春』 『DVD Club』 『日韓交流通信』 『リビング名古屋』 『Fuji Sankei Business i.』 『PROPOSE』 『夕刊フジ』 「NHK外国語会話 ハングル講座」 『Cinem@rt』など

<劇場パンフレット>
『リメンバー・ミー』 『ガン&トークス』 『ハッピーエンド』 『霊−リョン−』 『吹けよ春風』 『君に捧げる初恋』など

<DVD封入解説書>
『ポン・ジュノ アーリーワークス』など

<講演ほか>
東京フィルメックス 共同企画 韓国映画ショーケース2009
 セミナー「日韓映画市場の拡大方案のためのセミナー」コメンテイター
東京国際映画祭 提携企画 コリアン・シネマ・ウィーク2012
 シンポジウム「韓国映画の魅力と韓国映画産業の現況」パネリスト など


シネマコリア2005 東京会場ティーチインより
(左)西村 (右)『大韓民国憲法第1条』ソン・ギョンシク監督

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