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『おまえを逮捕する』キム・ミンジュン来日記者会見リポート

Text by Kaoru
Photo by 美雨香
2007/4/15



 キム・ミンジュンが初主演映画『おまえを逮捕する』のプロモーションのため来日。その記者会見の模様をお届けします。

   日時:2007年3月26日
   場所:ホテルニューオータニ シリウスの間

── アクションシーンは危険も多いのですが、思い出したくないシーンや一番怖かった思い出は?

 思い出したくないシーンはありません。一生懸命頑張って撮った映画なので全て記憶に残したいと思います。

── 手術するほどの怪我をしたそうですが?

 四針ほど縫いましたが、それは応急手当ですから手術とは言わないでください。

── 初めての主演映画にこの作品を選んだ理由は?

 この映画はソン・ヒチャン監督のデビュー作でもあります。初めて監督にお会いした時に信頼できる人だと思いました。また、主人公が野球選手からサラリーマンになり、その後、刑事になったところに共感を持てたので出演を決めました。

── 不安はありませんでしたか?

 テレビからスクリーンにサイズが変わることが不安といえば不安でした。でもそれは不安というよりも好奇心といえると思います。

── ベストシーンを3つあげるとすれば? また点数をつけるとすれば何点ですか?

 自分に点数は付けられません。私は自分に厳しく欲張りなので、点数をつけることはできません。ベストシーンはラストのアクションシーンと、ホ・ジュノ先輩が死ぬシーンです。ただ死んで行くのではなく、手がかりを残して死んでいく重要なシーンです。それから、映画のオープニングでボールを投げるシーン、元野球選手だったことが生かされています。

── 『おまえを逮捕する』は、どのような作品だと思いますか?

 新人の刑事が本当の刑事になっていく過程を描いた映画だと思います。先輩の血と涙を通して、真の刑事へと自覚していく姿を見せています。韓国の刑事は考えながら捜査をするよりも、走りながら捜査をする刑事が多いのですが、この映画はそういう走る刑事の姿を見せていると思います。


取材後記

 「普段はあまり笑わないが、緊張すると笑ってしまいます」というキム・ミンジュンは、終始笑顔で礼儀正しく、とても感じが良かった。また、モデル出身らしい立ち姿の格好良さもさることながら、とてもお洒落で、黒いスーツに黒いシャツ、時計まで黒と全身黒で決めていたにもかかわらず、少しも重くならないところはさすがとしか言いようがない。

 記者会見の後に行われた試写会に現れたときには、ジャケットが白に変わっていた。黒いシャツも会見の時とはデザインが違う。驚いたのはジャケットに合わせて、時計がシルバーに変わっていたことだ。韓国の俳優には?と思うファッションで現れる人も少なくないのだが、キム・ミンジュンはさり気ないところに気を使うセンスの良さが感じられる。アクセサリーを一つも付けていないのも韓国の俳優には珍しい。お洒落で格好良くて、少し不器用そうだが笑顔が魅力的…といったら少し褒めすぎだろうか。



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