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KNTV+松竹主催 キム・レウォン来日記者会見

Reported by Moe
2005/12/11



日時:2005年12月4日(日)
会場:厚生年金会館ロイヤルホール

 映画『アメノナカノ青空』と写真集『PURE』のプロモーションのため、キム・レウォンが来日した。記者会見後にあるファンミーティングの2,000枚のチケットは1階席が約3分、2階席は20秒で売切れたという。今回で来日は3度目となるキム・レウォンだが、ファンを着実に増やしているようだ。

 記者会見を前にして、KNTVの武藤社長、松竹の大角室長が挨拶に立ち、韓国映画の日本市場における現状やキム・レウォンの近況が紹介された。特に注目されたのが、キム・レウォンが、「釣り」以外にもハンティング、ゴルフなどの多彩な趣味をもつというエピソードである。

 その後、キム・レウォンは鮮やかなブルーのコーデュロイのジャケットに同じくブルーのネクタイ、グレーのパンツで登場。百人以上のマスコミのカメラが一斉にキム・レウォンに向けられた瞬間だった。記者会見で、どんな質問にも丁寧に言葉を選び、真剣な眼差しで応えるキム・レウォン。人懐こい笑顔がキュートで有名だが、その姿は、爽やかな笑顔をもつ青年俳優から、大人の佇まいをもった真の俳優へ脱皮を予感させた。




 おはようございます(日本語)。早い時間から取材のためにいらして下さり、有り難うございます。今回3回目の訪日なのですが、来る度に本当に居心地いい思いをさせていただき、まるで故郷に帰ってきたようにいい気分でいます。

Q: 日本に来て美味しいものを食べましたか。
A: 普段、韓国にいるときから日本食を好んで食べているのですが、昨晩はお刺身をいただきました。とても美味しかったです。そして今日か明日は必ずお好み焼きを必ず食べるつもりです。

Q: この後のファンとのイベントに対する今のお気持ちは?
A: 以前、ファンミーティングを行ったときは1,000人位の方が集まって下さったのですが、今日はそれ以上にもっと多くの方が集まると聞いています。ですから、わたしにとって非常に重要なイベントとして考えておりまして、久しぶりに多くのファンの方々と友達のように気楽にお話が出来るのを楽しみにしています。きっと楽しい時間になることと思います。

Q: 『アメノナカノ青空』に出演を決めたきっかけは?
A: この『アメノナカノ青空』は韓国で約3年位前に撮影し、公開も既に終わっているのですが、最初にシナリオをいただいたときに本当に心温まり、美しい感動的な映画になると思いました、その点に関心を持ち、出演を決めました。それから女性の監督だったのですが、女性の監督(イ・オニ監督)と是非一緒に映画を撮ってみたいという思いもあり、当時の私の最良の選択だと思い選択しました。

Q: スマイルと言うニックネームがつく程笑顔が素敵ですが、作品の中で見せてくれる「笑顔」は演技?それとも自然体なもの?
A: 時々、演出される監督に「笑いすぎないように」と言われます。それくらい私の中では自然に笑顔が馴染んでいますので、演技の中でも自然と笑顔が出てきます。演技をしていて相手の方と本来は笑ってはいけないような場面で笑うと普通はNGになるじゃないですか。でも私の場合はカットされず、そのまま継続して撮影されて、その場面がO.K.になることがよくあります。『アメノナカノ青空』でもそういうことがありましたし、写真集『PURE』でもそうでした。意図的ではなく、写真集ではタクマさん(カメラマン宅間國博氏)との楽しい会話の中で自然と出た笑顔を撮ったものが沢山納まっています。

Q: 韓国では男性俳優の写真集は珍しいようですが、写真集『PURE』のきっかけは?
A: 私が写真集を出すのは初めてで、韓国でも作ったことがなく全く初めてのものだったのですが、出来栄えはとても気に入ってますし、とても素敵な写真集が出来たと思っています。本来の私の姿よりかわいらしく写っているような気がします。

Q: 『アメノナカノ青空』はどんな方に見て欲しいか。
A: あらゆる方に見ていただきたいです。

Q: 写真集を見た感想は?
A: どうでしょうか・・・ 難しい質問ですね。すごく愛らしく綺麗で明るく健康的な印象を受けました。背景になるバックよりも人物、私が目立つようにうまく撮っていただいたタクマさんに有難うございましたと、お礼を言いたいです。韓国で写真集は出していませんがグラビアの写真は撮ったことがありますし、モデルをしている衣類のカタログでの撮影もしたことがありますが、今回の写真集はとても自然な姿が写っていると思います。

Q: 今回の映画では若いスタッフが多いと聞いたが、他の現場との違いは?
A: 監督をはじめカメラマン、すべてのスタッフと友達のように過ごすことが出来ました。多くの方がいるときは「監督」とお呼びするのですが、監督と個人的にお話する時や周りに人がいないときは(監督に対しては)「ヌナ」と呼んだり、(他のスタッフに対しては)「ヒョン」と呼んだりしてお話していました。他の映画の監督さんよりも多く会話が出来たと思いますし、現場の雰囲気もとても良く、笑顔で撮影することが出来ました。

Q: 『アメノナカノ青空』と新作『Mr.ソクラテス』、それぞれの映画の難しさ、やり難さ、面白かった点などは?
A: 『アメノナカノ青空』での私は日本や韓国のファンの皆様にいつもお見せしてきた普段の姿とあまりかわらず、非常に明るく健康的で純粋な青年という役どころでそれほど難しくはなかったです。女性の感性で描かれる映画でしたので、私としては常にヒロインの力になってあげ、笑わせてあげる役でしたから、演技は難しくありませんでした。一方『Mr.ソクラテス』では今までと全く違うイメージの私がそこにあり、演技のパターンも今までと違うものでしたので難しかったです。

Q: もし自分の大切な人が死に逝く運命だとしたら、どのようなことをしてあげたいか。
A: 実は先ほど映画館でも受けた質問なのですが、質問を受けるまで考えたことがなかったので考えてみました。もし相手の人が何か望むことがあったら、そのすべてのことをさせてあげたいと思います。と同時に日本映画の『HANA-BI』(北野武監督)を思い出しました。

Q: 映画の中ではカメラマン役でしたが、自分で撮影することは?
A: 実はこの映画を撮影する前から写真に興味がありました。この映画を撮るにあたり実際のスチール・カメラマンにいろいろな詳しい技術を教えていただき、撮影に臨みました。映画の中では実際に私が撮ったスチール写真が使われています。女性主人公ミナを撮った写真であり、プロモーション用に使われたことがあります。


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