ロング・ヘアと優しいまなざしが特徴の女優。
1992年にミスコリアの忠南「真」に選ばれたのがきっかけで芸能界入りする。1993年には『土曜大行進』のアシスタントMCとしてテレビ出演をする。1996年にCMモデルとして広告界に進出し、以後、多数のCMやカタログのモデルをこなす。SKテレコムの011携帯電話のCMではハン・ソッキュと共演した経験もある。
演技は、1997年にKBSの『私の中の天使』で主役に抜擢され、テレビ・ドラマに初出演したのが最初。映画は1999年の『愛のゴースト』でデビュー。この作品の演技で、第20回(1999)青龍賞新人女優賞候補にノミネートされる。
2000年には『反則王』と『サイレン』で女性主人公を担当。『反則王』ではソン・ガンホにプロレスを教えるジムの娘を好演した。
MVにも多数出演しており、キム・ゴンモの『ごめんね(ミアネヨ)』のMVでアン・ジェウクと共演したことも。
2001年の『鳥肌』では、トレード・マークだったロング・ヘアを切り、あざまみれの顔で無造作なショート・ヘアの女性ソニョン役を演じているが、この映画の劇中ではタバコをふかすなど、韓国映画にありがちな「かわいい女性」とは全く異なるキャラクターを演じ、注目を浴びた。そしてこの作品の演技で第2回(2001)釜山映画評論家協会賞新人女優賞と第22回(2001)青龍賞主演女優賞を受賞。海外でも第22回(2002)Fantasporto国際映画祭と2001年スペイン国際ファンタスティック映画祭で主演女優賞を受賞し、晴れて一流映画女優の仲間入りを果たした。
2002年には『オーバー・ザ・レインボー』に主演するが、その後7月4日に、運転免許を取り消されている状態で飲酒運転をし、警察に立件されるという失態を演じてしまった。
その後、若干の反省期間を経て、芸能界復帰。2003年に催涙性メロ・ドラマ『菊花の香り 〜世界でいちばん愛されたひと〜』でスクリーン復帰した。
次回作はクォン・チリン監督の『シングルス』。
"Yahoo! KOREA" の「チャン・ジニョンのホームページ一覧表」(韓国語)はこちら。
初版:2001/8/7
最新版:2003/5/3
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