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その年の冬は暖かかった

題名英題ハングル	その年の冬は暖かかった How Warm was That Winter 그 해 겨울은 따뜻했네
製作年	1984
時間	120
製作	世耕興業
監督	ペ・チャンホ
出演	イ・ミスクユ・ジインアン・ソンギハン・ジニ
日本版 Video DVD	なし

　ペ・チャンホ初期メロドラマの感動作。パク・ワンソ（朴婉緒）の小説を映画化。朝鮮戦争のさなか離れ離れになった幼い姉妹が成長して再会するまでをヒューマニスティックに描く。朝鮮戦争からベトナム戦争に至るまでの韓国を背景にしているが、回想シーンなどでペ・チャンホの映像テクニックが光る。イ・ミスクの演技力も見所。

　朝鮮戦争のさなか、姉のスジは生き残るために足手まといの幼い妹オモクを置き去りにする。長い歳月が流れ、スジ（ユ・ジイン）は裕福な家庭に育ち、工場主任のイルジェ（ハン・ジニ）と結婚。一方の妹オモク（イ・ミスク）は孤児院で育ち、同じ工場で働き同じ孤児院出身のイルファン（アン・ソンギ）と結婚して極貧の生活を続けている。スジは見放した妹のことで罪責感に悩み彼女を探し続けているのだが...
　月日は経ち、イルジェはベトナム戦争で金持ちになり、イルファンは負傷して帰国。そして、ついにスジがオモクに「実の姉」であることを告白する時が来る。

　第23回(1984)大鐘賞女優主演賞（イ・ミスク）・編集賞、第6回(1984)ナント３大陸映画祭審査委員特別賞、第21回(1985)百想芸術大賞演技賞（イ・ミスク）、第5回(1985)映画評論家協会賞女子演技賞（イ・ミスク）受賞作品。

　第3回全州国際映画祭2002「韓国映画回顧展」部門上映作品。

初版：1999/1/1
最新版：2001/9/16

『その年の冬は暖かかった』感想集
第7回シネマコリア上映会のアンケートより

泣かせてもらいました。哀愁あふれる音楽は黄金時代の日本映画を思い起こします。アン・ソンギはさすがです。姉妹役の二人も心情をよく表していました。ただ、戦時下で姉が妹を見捨てた事情は理解できるが、社長夫人となってからの行動は身勝手といわざるを得ない。（50代，男性）
【評価：★★★★】
とても胸にグッときた。（30代，女性）
【評価：★★★★】
タイトルすら聞いたことがなかったが、とても良かった！　最近（1990年代後半以降）脚光を浴びている韓国映画ですが、昔の映画ももっと見てみたいと思うようになりました。（20代，女性）
【評価：★★★★】
不幸がこれでもかこれでもかと襲ってきて、悲しいやら苦しいやらでしたが、見て良かったです。（20代，女性）
【評価：★★★★】
分断－再会を描いた映画としては、それほど重苦しくは感じられませんでした。画質が悪いのが苦になりました。（50代，男性）
【評価：★★★★】
戦争がもたらす人々への影響の大きさというものは本当に大きいと感じた。離れ離れになった姉妹の心の傷は消えることはないと思うが、真実を知ることができてよかったのではないだろうか。（20歳未満，女性）
【評価：★★★★】
字幕が惜しい。ちょっと変だと現実に戻ってしまうから。でもイ・ミスクさん、良かった。（30代，女性）
【評価：★★★】
昔の日本映画を見ているようだった。（30代，女性）
【評価：★★】
感想なし。（50代，男性）
【評価：★★★★★】
感想なし。（30代，女性）
【評価：★★★★】
感想なし。（40代，女性）
【評価：★★★】
感想なし。（40代，女性）
【評価：★★★】
感想なし。（40代，女性）
【評価：★★★】
感想なし。（30代，女性）
【評価：★★★】
感想なし。（30代，女性）
【評価：★★★】
感想なし。（30代，男性）
【評価：★★★】
感想なし。（30代，男性）
【評価：★★★】
感想なし。（20代，女性）
【評価：★★★】
感想なし。（20代，女性）
【評価：★★★】
感想なし。（20代，女性）
【評価：★★★】
感想なし。（10代，女性）
【評価：★★】