キム・ドンビン

　1958年、ソウル生まれ。ソウル大学造船海洋工学科卒。大学在学中、映画サークル「ヤルラション」で活動。1982年から1986年にかけては、独立映画団体「ソウル映画集団」で活動した。またテレビ・ドラマの演出を担当したこともある。

　長編映画監督としてデビューするまでに、短編映画『冬の敷居』，『いくつか、そして一つ』，『エキストラの悲哀』，『オープン・ゲーム』，『あの夏』を製作し、ドキュメンタリー作品『国風81』(1981)、SBSテレビ・ドラマ『ある冬の夜の夢』(1993)を演出する。

　パク・クァンス監督の『チルスとマンス』などで助監督を担当した後、1995年に『ママに恋人ができたよ』で映画監督デビュー。

　第1回(1997)富川国際ファンタスティック映画祭では準備事務局長をつとめる。

　最新作は、鈴木光司原作のホラー小説『リング』を映画化した韓国版『リング』。

初版：1999/8/20

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