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コリアン・シネマ・ウィーク2003 リポート



Text & Photo by 宮田浩史
2003/12/5受領

 日時:2003年11月4日(火)〜8日(土)
 場所:イイノホール

 昨年に引き続き、今年も東京国際映画祭協賛企画として、コリアン・シネマ・ウィーク2003が開催され、『大変な結婚』、『ピアノを弾く大統領』、『ジェイル・ブレーカー』『公共の敵』、『ワイルド・カード』の日本未公開作五本が上映された。中でも『大変な結婚』、『ピアノを弾く大統領』、『ワイルド・カード』の三本は併せて監督が来日、上映終了後に観客とのQ&Aが行われ、大いに盛り上がった。





『大変な結婚』 チョン・フンスン監督

『大変な結婚』
 地方の大物ヤクザ一家の三兄弟が、末娘の妹が名門大出身のエリート企業家と一夜を過ごしたことを理由に、二人を結婚させようと企てるドタバタ・コメディ。監督は最新作『ザ・ブライド 花嫁はギャングスター2』がスマッシュヒットを記録したチョン・フンスン。根っからのお笑いキャラのようで、男性客からの質問が続くと「次は女性の方でお願いします」と途中で遮ったり、「三人兄弟は、いつからチョン・ジュノ演じるエリートに目をつけていたのか?」との質問に「映画が始まる前からです」と、はぐらかしてみせるなど、終始観客の笑い声の絶えないQ&Aとなった。


『ピアノを弾く大統領』 チョン・マンベ監督

『ピアノを弾く大統領』
 今回の五作品中、もっとも早くチケットが完売した本作。これもヒロインを演じたチェ・ジウが出演し、今年の流行語大賞候補にも選ばれた大ヒット・ドラマ『冬のソナタ』効果であろうか。物語は、妻に先立たれた大統領が問題児の娘の担任教師と恋に落ちるというロマンチック・コメディ。「この作品は、こんな大統領がいたらいいなという自身の夢を具現化したもの」と話すチョン・マンベ監督は、映画学校出身の若手監督が台頭する最近の韓国映画界では珍しく、20年という長い下積みを経て執筆シナリオ10本目にして念願のデビューを果たした苦労人。撮影中は多くのストレスを抱え、何度も撮影中断の危機に立たされたが、必死になって完成に漕ぎ着けたという。また、国民から慕われる大統領を演じたアン・ソンギついて、この作品のために四ヶ月間もピアノの特訓に励み、撮影では吹き替えなし、さらには作中のバックに流れるピアノの音色も彼の演奏したものであるという裏話を披露した。

『ワイルド・カード』
 ソウルで凶悪犯罪にあたる刑事らへの取材をもとに、連続殺人犯を追う二人の刑事の姿をコミカルな要素を盛り込みながらもハードに描いたヒューマン・ドラマ。『約束』などでおなじみのベテラン、キム・ユジン監督は取材を通して、刑事らは社会的疎外感を受けているのではないかと感じ、彼らを肯定的に描いてみようと思ったという。主演二人のキャスティングについて聞かれると、「刑事役は、殺人犯より格好悪い俳優にしようと思った」と会場の笑いを誘った後、「刑事の葛藤を描きたかったので、よりリアルな、荒々しい雰囲気の漂っている俳優にした」と語った。


『ワイルド・カード』 キム・ユジン監督



【注】 『大変な結婚』は、映画祭では『家門の栄光』という題名で上映されましたが、その後、『大変な結婚』という邦題で劇場公開されましたので、題名はすべて劇場公開時のものに統一しました。


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