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韓国映画情報専門番組
「ムービー!ムービー!ソウル」放送開始

Reported by 西村嘉夫(ソチョン)
2003/6/3受領



 SKY PerfecTV!やケーブルテレビで視聴できる映画専門チャンネル"Comin' Soon TV"(http://www.cs-tv.net/)で、5月14日より、韓国映画情報専門番組「ムービー!ムービー!ソウル」の放送が始まった。

 日本でも年々注目度が上がってきている韓国映画。とはいえ、日本公開される作品は全体のごくごく一部。「ムービー!ムービー!ソウル」は現地韓国で話題となっている作品の紹介やスターへのインタビュー、ソウルで公開中の最新韓国映画の予告編、視聴者プレゼントなどで構成されているが、現地のナマ情報を映像で定期的に放送するというのはこれまでなかった試みだ。

 この画期的な番組を担当されているカミングスーン・ティービーの千歩史典さんにさっそくインタビューを行った。



Q: 番組を始めるに至った経緯を教えてください。
A: 以前から『香港銀幕天国』という香港映画専門番組をオンエアしていたのですが、韓国映画の人気の高まりにより、同じように韓国映画専門番組の必要性を感じていました。そんな中、前任の編成部長が、『ラスト・プレゼント』の宣伝プロダクションなどで知られるプランニングOMの村山氏と懇意にしており、彼から韓国の製作会社レポートコリアのチェ・ヒョンジュン代表をご紹介いただいたことにより、この企画がスタートしました。

Q: 制作上、苦労される点は?
A: 番組製作を100%ソウルで行なっているので、そのコントロール面ですね。

Q: 第一回目の番組では『同い年の家庭教師』が紹介され、キム・ハヌル、クォン・サンウへのインタビューがありましたが、この作品を選んだ理由は?
A: なんといっても第一回目の放送ですし、大ヒットしている話題作を取り上げたかったという事と、人気俳優二人が出演していて、そのインタビューをオンエア出来たら、ファンの方に喜んでいただけるのではないかと思ったからです。

Q: 視聴者からの反響はいかがでしたか?
A: 第一回目から二人の人気俳優を取り上げた事もありますが、数多くの反響を戴きました。やはり現地公開最新作の映像が見られる事と、ソウルの街中からお届けしている雰囲気が好評です。

Q: 今後、ホームページなどを通じて、紹介してもらいたい作品&俳優などのリクエストを受け付けられてはいかがでしょうか?
A: そうですね。既にプレゼント応募の葉書やFAX等で、リクエストのご意見を戴いています。またメールによるリクエストも受けつけています。可能な限り、ご意見を取り入れていきたいと思っていますので、どんどんリクエストをお寄せ下さい。

Q: 千歩さんご自身がお気に入りの韓国映画は?
A: まだまだ見ている作品数が少ないのですが、『JSA』『カル』『猟奇的な彼女』『アウトライブ −飛天舞−』などは大好きです。ミーハーなラインナップですね(笑)。

Q: 昨年、釜山国際映画祭でお会いしましたが、同映画祭の印象は? ご覧になった日本未公開作でオススメがございましたら、教えてください。
A: 日本の映画祭は、開催地の地元の方と映画祭の間に距離がある印象があるのですが、釜山映画祭は地域全体で映画祭を盛り上げていて、活気溢れる雰囲気だったので、とても好感を持ちました。難点をあえて挙げれば、南浦洞会場と海雲台会場、それに凡一洞にある釜山市民会館が離れすぎていて少々不便だったことくらいでしょうか。実際に見た韓国映画は『コースト・ガード』(主演:チャン・ドンゴン、監督:キム・ギドク)だけでした。徴兵期間中の海外線を警備する兵士が、次第に狂っていくというストーリーで、可笑しくて恐くて悲しい話でした。

Q: 今後、どんな番組にしていきたいですか?
A: 近年、日本で劇場公開される韓国映画が増えてきましたが、韓国にはまだまだ良質な作品がたくさんあります。ソウルからお届けする現地最新映画情報、俳優や監督のインタビューを通し、より多くの方が韓国映画に興味を持つようになってもらえれば、と思っています。

Q: 最後に視聴者へのメッセージをどうぞ。
A: 日韓合同チームで、日々奮闘しながら番組を作ってます。まずはカミングスーンTVに加入して番組をご覧になってみてください!


「ムービー!ムービー!ソウル」 〜ソウルから発信する韓国映画情報レギュラー番組

 韓国で公開されたばかりの新作を紹介するコーナー「Now @ Korea」、韓国映画の日本公開最新作を紹介する「Now @ Japan」ほか、最新韓国映画トレーラーや、プレゼント等で構成された30分番組。

■ 2003/5/14から5/27まで放送された#1の内容
 「Now @ Seoul」 → 『同い年の家庭教師』紹介、キム・ハヌル、クォン・サンウへの充実のインタビューあり。
 「Now @ Tokyo」 → 『二重スパイ』紹介、ハン・ソッキュコ・ソヨンからのメッセージあり。
 その他 → 最新韓国映画トレーラー、プレゼントなど

■ 2003/5/28から6/10まで放送される#2の内容
 「Now @ Seoul」 → シン・ハギュンキム・ヒソン主演のラブファンタジー『天国からの手紙』紹介、インタビューあり。
 「Now @ Tokyo」 → 『パイラン』紹介、監督ソン・ヘソンへのインタビューあり。サイン入りプレゼントもあり。

■ 2003/6/11から6/24まで放送される#3の内容
 「Now @ Seoul」 → 『薔花、紅蓮(邦題:箪笥)』紹介、キム・ジウン監督、イム・スジョン、ムン・グニョン、ヨム・ジョンアへのインタビューを予定。『殺人の追憶』が韓国でどのようにヒットしているのかをレポート。
 「Now @ Tokyo」 → 『黒水仙』紹介。

■ 2003/6/25から7/9まで放送される#4の内容
 「Now @ Seoul」 → 『ワイルド・カード』、『ぼくらの落第先生』、『人生の逆転』、『TUBE/チューブ』の紹介。『TUBE/チューブ』主演のペ・ドゥナのインタビュー。大鐘賞リポート。
 「Now @ Tokyo」 → 『新羅の月夜』改め『風林高』の紹介。

■ 2003/7/9から7/23まで放送される#5の内容
 「Now @ Seoul」 → 『君に捧げる初恋』の紹介。記者会見の模様あり。
 「Now @ Tokyo」 → 『チャンピオン』の紹介。

■ 2003/7/23から8/6まで放送される#6の内容
 「Now @ Seoul」 → 『雑種犬(→ トンケの蒼い空)』の紹介。インタビューや記者会見の模様あり。最新公開作『シングルス』に出演しているチャン・ジニョン、オム・ジョンファのインタビューや『清風明月』の紹介など。

■ 2003/8/16から8/31まで放送される「サマースペシャル」の内容
 「Now @ Seoul」 → 最新韓国ホラー映画特集。『4人用の食卓(→ 4人の食卓)』、『女子高の怪談 3番目の物語〜狐階段(→ 狐怪談)』、『鏡の中に(→ Mirror 鏡の中)』の紹介。記者会見、試写会の模様、インタビューあり。
 ボラムと一緒に映画で学ぶ韓国語講座『浮気者一家(→ 浮気な家族)』

 ◎ 視聴に関するお問い合わせは → http://www.cs-tv.net/


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