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シム・ウナ


画像提供:東光徳間(以下、同じ)


名前
漢字
ハングル
シム・ウナ
沈銀河
심은하
生年月日 1972年9月23日
京畿道金浦
性別
血液型 B
サイズ 165cm 45kg
家族事項 三人姉妹の長女
宗教 キリスト教
出身校 ソンイル女子高校
特技 ラケット・ボール
韓国舞踊
趣味 香水収集
鏡を見ること
デビュー 1993年 MBC22期
出演映画
1995サランヘヨ あなたに逢いたくて
1996ボーン・トゥ・キル
1998八月のクリスマス
美術館の隣の動物園
1999イ・ジェスの乱
カル
2000Interview
ドラマ 一つ屋根の三家族(1993)
最後の勝負(1994,MBC)
 (Final Jump)
M(1994,MBC)
小さな泥棒(1994,MBC)
瀬(1995,MBC)
スッキ(1995,MBC)
1.5(1996,MBC)
天地間
愛すればこそ(1997,MBC)
(原題:愛するなら)
美しい彼女(1997,SBS)
 (Beautiful My Lady)
私は願う
白夜3.98(1998,SBS)
青春の罠(1999,SBS)
 清楚で透き通るような美しさが見る者の心を捉える。ピュアなイメージと共に、どことなく寂しげな顔立ちが特徴で、少女のような無邪気な役柄も大人の女性の役柄も見事に演じ分ける。日本では、映画『八月のクリスマス』、『美術館の隣の動物園』、『カル』、『Interview』のヒロイン役で、あまりにも有名。

 テレビ・ドラマでデビューし、『最後の勝負』、『美しい彼女』、『1.5』など良質の作品に出演。ブラウン管では絶大なる人気を誇っていた。ところが、映画となると鳴かず飛ばず。映画デビューからの二作『サランヘヨ あなたに逢いたくて』と『ボーン・トゥ・キル』は興行的に失敗。そして作品内容もイマイチと苦戦を強いられていた。しかし第三作の『八月のクリスマス』はその芸術性・興行性ともに申し分ない作品で、彼女自身、第34回(1998)百想芸術大賞女優主演賞、第18回(1998)映画評論家協会賞女子演技賞、第19回(1998)青龍賞女優主演賞を獲得。演技派女優としての地位を不動のものにし、1998年の韓国映画界の収穫の一つは「映画俳優シム・ウナの発見」との高評価を受ける。また、この映画が出品されたカンヌ映画祭では「韓国のソフィーマルソー」と評されるなど、国際的な知名度もアップした。

 1998年の『美術館の隣の動物園』では化粧っ気のないビデオ撮影技師役。すっぴんに近い顔で新鮮かつ魅力的な演技を披露し、第36回(1999)大鐘賞女優主演賞を受賞。「『美術館の隣の動物園』はシム・ウナのシム・ウナによるシム・ウナのための映画」と評される。

 1999年の『イ・ジェスの乱』では主人公の恋人の海女役で、清廉な水着姿(?)を披露している。この映画での彼女の配役の比重は小さなものだが、シム・ウナ本人が原作に惚れ込み自ら出演を申し出たという経緯がある。

 『八月のクリスマス』に続いてハン・ソッキュと共演したスリラー映画『カル』では恐ろしいまでに美しい謎の女を演じている。また最新作の『Interview』では現代舞踊家役で出演し、艶やかなダンスを披露している。

 2001年4月に開かれた第38回(2001)大鐘賞では、人気賞を三年連続で受賞。不動の人気を証明した。

 2000年末に、あるベンチャー事業家との秘密の旅行が報じられ、かつ2001年に入ってからは新しい仕事を全く入れていなかったため、韓国では2001年初から継続して「結婚・引退説」が流れた。そして同年9月13日に「以前より熱愛を報じられていた21歳年上の実業家と9月23日挙式!」と全国紙で報道され、テレビの芸能ニュースも祝福ムード一色に。ところが、8日後の9月21日に突然「結婚の完全白紙化と恋人との離別」が発表され、周囲を驚かせた。そして、11月には韓国の総合時事誌『月刊中央』12月号のインタビューで、シム・ウナ本人が一連の熱愛−結婚−離別騒動について語り「引退」を表明。これまではマスコミの推測に基づく「説」にすぎなかった「引退」だが、本人の口から正式な意思表示がなされたことによって、決定的なものとなった。

 映画業界からもファンからも復帰を望まれる中、現在は東洋画を勉強中。2003年4月には仲間と共に絵画の展覧会を開いた。

初版:1998
最新版:2003/4/17


『美術館の隣の動物園』によるシム・ウナ来日記者会見(抜粋)

2000年9月26日
徳間ホール

――日本での記者会見は初めてですね。ご気分はいかがですか。

「韓国でも何度も記者会見は経験していますが、今日ほど緊張する経験は初めてです」

――『美術館の隣の動物園』でシムさんが演じた女性は、監督のイ・ジョンヒャンの投影のようだと聞いたことがあるんですが、それは本当ですか。

「はい。私が演じたチュニという女性は監督の姿ほとんどそのままなので、演じる際も、監督の姿を通してかなり助けを得ました。監督自身、ふだんとても可愛らしい方なので、そこらへんを演技の参考にしたんです」

――チュニとシムさんの共通点、あるいは、違う点がありましたら教えてください。

「例えば映画の中で、チュニは今日は赤い服にしようか青い服にしようか迷うシーンがありますが、私も普段の生活の中で、よくあんなふうに何を着ていくか悩みます。それと、チュニは愛に対する考え方がとても純粋です。そこは、私と似ているというよりも、ぜひ学びたいと思っている点です。違うのは、私はチュニほどサバサバしていないところです」

――今回の役は、髪はぼさぼさで歯も磨かず、ときどき奇声を発したりして、これまでの役とはずいぶんイメージが違いました。そのぶん、演じていて楽しかったのではないかと思うのですが、役作りの工夫という点などで楽しいエピソードがあったら教えてください。

「たぶん私は今回の役で初めてパーマをかけたと思います。ぼさぼさの髪で、着るものも、ズボン1本とあと上着を数着で、ほんの数回着替えるだけのラフな格好での撮影だったので、そこがとても楽しかったです。ワンシーン、ワンシーンが、私にとっては宝石のように大切です。何度かNGが出たのですが、そのNGシーンが実際の映画に入れられているのも面白かったです」


資料提供:東光徳間


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