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コ・ソヨン


撮影:宮田浩史


名前
漢字
ハングル
コ・ソヨン
高素榮
고소영
生年月日 1972年10月6日
性別
血液型 A
サイズ 166cm 46kg
家族事項 1男1女の2番目
宗教 カトリック教
出身校 中央大学演劇映画科卒
中央大学芸術大学院休学中
特技 現代舞踊
乗馬
趣味 映画鑑賞
水泳
デビュー 1992年 KBS特別採用
出演映画
1994KUMIHO/千年愛
1997ビート
1998陽が西から昇ったら
1999恋風恋歌
ラブ 最愛の人
2001エンジェル・スノー
特別出演
1997ハレルヤ
1998ファースト・キス
ドラマ 明日は愛(1993,KBS)
お母さんの海(1994,MBC)
息子の女の子(1994)
スッキ(1996,MBC)
星(1996,MBC)
幸福の始まり(1996,SBS)
女の子(1997,SBS)
裸足の青春(1998,KBS)
追憶(1998,MBC)
 映画の他、CM、テレビ、ラジオとマルチに活躍する人気タレント。傲慢なまでの「美しさ」を所有するコリアン・ビューティーの代表格。実は幼い頃4年間日本で生活しており、1997年には雑誌『JJ』で紹介されるなど日本との関わり合いも強い。

 高校3年生の時CMモデルに応募し、活動を開始する。1993年、TVドラマ『明日は愛』でイ・ビョンホンの相手役としてデビュー。彼女の出世作となったのはTVドラマ『お母さんの海』。この作品で遠慮なく率直な性格の次女キョンソを演じた彼女の人気は「コ・ソヨン族」という言葉を生みシンドローム現象となった。また、シム・ウナと共演した『スッキ』では幅広い演技力を披露。その後、MBC『コ・ソヨンの FM デート』で DJ を、KBS『スーパーサンデー』と MBC『日曜日、日曜日の夜に』で MC をするなど多彩な活動を展開している。

 映画デビューは、日本でも公開された1994年の『KUMIHO/千年愛』。九尾狐のイメージと彼女の風貌がピタリと一致し好評を得る。第2作の『ビート』でも『KUMIHO/千年愛』と同じチョン・ウソンと共演。優等生でありながら受験戦争に苦しむ女子高生を演じた。

 最近は、続けざまに恋愛ドラマに出演。1998年の『陽が西から昇ったら』では『ビート』で共演したイム・チャンジョンと再共演し、女子大生から華麗なトップスターに成長する主人公を演じた。また、1999年の『恋風恋歌』ではチャン・ドンゴンと共演し、済州島なまりの可愛らしい観光ガイドを演じた。そして、『ラブ 最愛の人』では、『KUMIHO/千年愛』,『ビート』に続いてチョン・ウソンと3回目の共演を果たし、第36回(2000)百想芸術大賞人気賞を受賞する。

 たった一日しか生きられない赤ん坊を宿してしまう母親を演じた『エンジェル・スノー』では、今までにない母性を感じさせる「柔らかい」演技を披露している。この作品では若手女優にはあまり好まれない妊婦役だったが、そのシナリオを読んで号泣し、出演を決定したという。これまで人気賞には縁があっても、演技賞には無縁だったコ・ソヨンだが、この作品での演技力が認められ、第38回(2001)大鐘賞で念願の主演女優賞を受賞。

 次回作は『二重スパイ』

 "Yahoo! KOREA" の「コ・ソヨンのホームページ一覧表」(韓国語)はこちら。「コ・ソヨン非公式ホームページ」(韓国語)はこちら

初版:1998
最新版:2002/2/2


『二重スパイ』 初日舞台挨拶リポート

 『二重スパイ』のプロモーションで来日したコ・ソヨンの初日舞台挨拶リポートはこちら


だいすけからソチョンさんへの手紙
「コ・ソヨンさんについて話します」

品田大介さん
2000/4/16受領

品田大介
 韓国の美人女優コ・ソヨンに魅せられ、彼女に一目会いたいがために韓国に留学。念願を果たした後、1999年に帰国し、本年度からは教職に就く。

 まずは何から書き始めましょうか。そうそう、今日嬉しいことが1つありました。何かというと4月から赴任した小学校に1組の姉弟が転校してきたのでした。韓国から来たばかりのその姉弟は日本語が不自由ということで、しばらくの間私がお手伝いすることになったのです。子供以上に日本語を話せないお母さんと担任の先生との間にも入ることになりました。日本の小学校で韓国語が必要とされるということは何だか不思議で、嬉しいような感じです。

 何だか本題とは関係のない始まりになってしまいました。ごめんなさい。でも1つだけ言っておきたかったのは私がごく普通の小学校の先生ということで、ソチョンさんと出会わなければこういった文章を書くこともなかったのでは、ということです。

 ところで「出会い」といえば、私が『KUMIHO/千年愛』と、そしてこの映画の主人公であるコ・ソヨンさんと出会ったのは、1995年の大学1年生の時でした。その頃は「韓国」と名のつくものすべてが新鮮で、『東京ウォーカー』をめくりながらその「映画」のコーナーに『KUMIHO/千年愛』の文字を見つけたのでした。当時は韓国の俳優さんは1人も知らず、ただただスクリーンを通してこのコ・ソヨンさんにお会いしたのでした。

 大学生活が韓国とともに始まったのですが、段々「なぜ韓国なのか?」ということが分からなくなってきた頃に出会ったのが『ソウルマイハート』(黒田福美,講談社文庫)という本でした。この本から学んだもの、それは「好きな韓国の有名人に会いたいがために韓国語を勉強する」という動機付けでした。その日から私は「なぜ韓国なの?」という質問には「コ・ソヨンさんに会いたいから」と答え始め、大学4年の進級と同時に「コ・ソヨンさんに会いたいから」という理由で韓国へと飛びました。

 ここで少しコ・ソヨンさんの紹介です。まずは私の知らないコ・ソヨンさんから。最初はお茶の間から登場し、テレビ・ドラマ『明日は愛』でデヴューします。その後『お母さんの海』で一躍人気を集め、1994年に『KUMIHO/千年愛』でスクリーン・デビューを果たします。その後は1997年に大ヒット作である『ビート』に出演し、『陽が西から昇ったら』,『恋風恋歌』と続けて出演する頃にはシム・ウナチョン・ドヨンと並んで1999年を代表する女優となりました。ドラマのほうでは私が韓国滞在中に『追憶』というドラマに出演、映画として1番新しいものは『ラブ 最愛の人』という海外養子の問題を扱ったものに出演しています。

 ここからは今回私が原稿依頼を受ける要因となったコ・ソヨンさんと実際にお会いした時の様子ですが、これは私にとっては忘れられない思い出となっています。映画の封切り日に舞台挨拶を行うというのは日本でもよく見られることですが、韓国ではサイン会も行なわれるようで、私は『恋風恋歌』の封切り日にサインをもらう、というよりも一目でいいから本物を見てみたい!という気持ちで映画館に向かいました。日本では舞台挨拶でも徹夜組がでるという話をよく聞くのですが、映画の開始3時間ほど前に到着したところ、まだ1組だけしか来ておらず、ほぼ1番のようなものでした。というわけで実際は何気なく会えてしまったのですが、初めてスクリーンを通してコ・ソヨンさんに会ってから、実際に本物に会うまでに3年近くがかかったのでした。でも本物はそれだけの価値のあるものでしたよ。なんといってもすっごく綺麗でした。サインを待っている間にコ・ソヨンさんに声をかけていたのはその場で友達になった韓国の人であったり、一緒に見に行った友達で、私自身は一言も言葉を交わすことができなかったのですが、3年も思い続けていればいざ本人を前にすると言葉というものは出ないものです。でも「こんにちは」と日本語を話しながら手をさしだし、握手をして微笑むコ・ソヨンさんの顔は一生忘れない気がします。

 こうして私の夢だったコ・ソヨンさんとの対面は果たせたわけですが、私には3つの夢がありました。1つ目はコ・ソヨンさんに会うこと、2つ目は小学校の先生になること、そして3つ目が子供ができたらその子の名前をコ・ソヨンさんの名前の漢字表記「高素英」からとって「そえ」にすることでした。2つ目までは叶ったのですが、問題はこの3つ目なのです。何が問題かというとコ・ソヨンさんの名前の「ソヨン」という字には「素英」という漢字が当てられる時と、「素榮」という字が当てられる時の2通りがあるのです。韓国では日常生活の中で漢字を使う事がほとんどなくなっているのですが、そのせいか俳優の名前の漢字表記も資料によってまちまちで、どれが本当か分からない事が多いんです。コ・ソヨンさん本人から直接聞いた人の話によると「素英」のほうだというのですが、これから生まれてくる可愛い娘のためには真偽のほどは自分の耳で確かめる他はありません。

 まぁこの名前の話に関しては周囲から非常に反対されているので実現するのかどうか分かりませんが、実際に「そえ」という名前の子を連れてコ・ソヨンさんに会うことができたらそれはすごく素敵なことのように思います。

 さてさてもう終わりになってしまったのですがこんなんで良かったのでしょうか? ソチョンさん。

(第4回シネマコリア上映会のパンフレットより転載)


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