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イ・ジョンジェ


『オー!ブラザーズ』より
画像提供:KM culture


名前
漢字
ハングル
イ・ジョンジェ
李政宰
이정재
生年月日 1973年3月15日
※ 本人によれば12月15日生まれ
ソウル生まれ
性別
血液型 B
サイズ 180cm 68kg
家族事項 一人息子
出身校 現代高等学校
東国大学演劇映画科在学中
特技 ジャズダンス
球技
水泳
趣味 映画鑑賞
ビデオ鑑賞
球技種目
ボディービルディング
デビュー 1993年 SBS特別採用
出演映画
1994若い男
1996アルバトロス
1997火の鳥
朴対朴
1998情事
太陽はない
1999イ・ジェスの乱
2000Interview
イルマーレ
純愛譜−じゅんあいふ−
2001ラスト・プレゼント
黒水仙
2002オーバー・ザ・レインボー
2003オー!ブラザーズ
ドラマ 恐竜先生(1993)
男は孤独(1993)
生き残った者の悲しみ
フィーリング!(1994,KBS)
砂時計(1995,SBS)
愛はブルー(1995,SBS)
ボディーガード突風
かたつむり(1997,SBS)
白夜3.98(1998,SBS)
 強烈なまでの存在感とカリスマ性が魅力の男優。2001年秋から『イルマーレ』、『Interview』、『純愛譜−じゅんあいふ−』、『情事』と立て続けに四本の主演作が日本公開され、ただいま人気上昇中。

 高校卒業後、インテリア関係の仕事に就くために専門学校に通っていたが、その頃にスカウトされ、モデルとして芸能界に入る。そして1994年に『若い男』でスクリーン・デビュー。この作品で、スターを夢見る若者を熱演し、新人男優賞を総なめにして注目を浴びる。また、1995年の大ヒット・テレビドラマ『砂時計』ではボディーガードのペク・チェヒを演じ一躍人気者に。その後、軍隊に行くがその間チャ・インピョらと軍の広報映画『アルバトロス』に出演する。除隊し、芸能界に復帰した後は、『火の鳥』で野望に燃える男を、『朴対朴』ではコミカルな弁護士を演じるが、この二本は作品的にも興行的にも成功できず「未完の大器」と評される。

 その後、1997年最高のヒット作となった『接続』への出演を「ドラマチックでないメロ映画」という理由で拒否したが、その次に出演したのはやはりメロ・ドラマの『情事』だった。1998年の秋夕(=旧盆連休)に封切られた映画としては最高のヒット作となったこの作品で、イ・ジョンジェはついに「興行俳優」の称号を獲得。婚約者の姉と不倫をするという役回りを、重厚な内面演技で見事に演じきり、単なる青春スターではないことを印象づけた。相手役のイ・ミスクとはドラマ『かたつむり』で共演済みのため呼吸もぴったり。情事のシーンでもオール・ヌードの熱演を見せた。

 アクション映画『太陽はない』では、チョン・ウソンと若手青春スター最強のツートップを組み、女性観客の熱い視線を浴びる。この映画の演技で第19回(1999)映画評論家協会賞男子演技賞、第20回(1999)青龍賞男優主演賞を受賞し。名実共に映画界のトップ・スターとなる。

 1999年には東国大学演劇映画科に入学し演技の勉強を開始したほか、『イ・ジェスの乱』で初の時代劇に挑戦し、100年前の悲劇的な英雄を演じた。

 2000年には、ドキュメンタリーの撮影を通じて運命的な愛に陥る映画監督を好演した『Interview』、時を越えた愛を描いた『イルマーレ』、そして本格的な日韓合作の新感覚恋愛映画『純愛譜−じゅんあいふ−』に主演するなど大活躍。この年は恋愛映画への出演が目立った。

 2001年には大ヒットしたメロ・ドラマ『ラスト・プレゼント』で、死に逝く妻の目の前でギャグを飛ばして観客を笑わせるコメディアンを熱演。この作品では役作りのためにパントマイムを一ヶ月ほど勉強したという。また同年には、大ヒットしたインターネット・ゲーム・ムービー『MOB 2025』でユ・ジテと共演したほか、歴史ミステリー・アクション刑事ドラマ『黒水仙』で刑事役にチャレンジしている。

 2001年に、自らが主演した作品の題名を冠したカフェレストラン「イルマーレ」をソウルの大学路に開店。オーナーのイ・ジョンジェはオフの時には店に顔を出し、ファンとの記念撮影にも応じてくれるとか(→ 【レストラン「イルマーレ」突撃リポート】)。

 また、2001年末には、イ・ギチャンのバラード『去った後の愛』のミュージック・ビデオに出演したが、このビデオの中でこれまで七年間密かに付き合ってきた恋人チェ・ヨニと共演。それまでは恋人の存在は知られていなかったが、このビデオがきっかけとなって発覚するも、特に悪びれることなく堂々と恋人宣言して(特に否定をしなかった)話題となった。ちなみに、チェ・ヨニは1993年にミス太平洋に選抜されたミス・コリア出身の美女。

 2004年に、東国大学演劇映画科を卒業。

初版:1998
最新版:2002/9/7


■ コラム

 「レビュー&リポート」に月原万貴子(月子)さんの「映画俳優イ・ジョンジェ」が登録されています。


「絵」になるおとこ イ・ジョンジェ

Text by 月原万貴子(月子) 2001/6/6

 お恥ずかしながら、元来私は「背が高くてハンサム」な男に惹かれる傾向があり、友人といった韓国旅行の途中で『太陽はない』を見る気になったのも、それがチョン・ウソンの新作だと知ったからでした。

 パンチ・ドランカー気味の落ちぶれボクサーを演じるチョン・ウソンはやっぱりカッコよかったけれど、それ以上に妙に気になってしまったのが、その相棒役を演じていた俳優でした。韓国の俳優には珍しい面長に、たれ目、たれ眉、ちょっと猿顔。だらしなくて、情けなくて、どうしようもない奴なのに、そのカッコ悪さがなんだかカッコいい。『傷だらけの天使』のショーケンを思い出しちゃうようなそいつがイ・ジョンジェだったのです。

 そして、彼の出世作だと教えられて見た『情事』で、私はすっかり彼のとりこになってしまいました。だってー、めちゃめちゃ色っぽいんだもん!

 『情事』でのイ・ジョンジェは、忙しいフィアンセに替わって、結婚準備を手伝ってくれていた彼女の姉と、不倫関係に陥ってしまう男を、言葉少なに演じていて、すんごくセクシー。部屋を選び、家具を選び、食器を選ぶ。そんな繰り返しの中で次第に惹かれあう心と心。イ・ミスク演じる10歳ほど年上の人妻を見つめる視線の熱さ、そっと彼女に触れるときのしなやかな指。いやあ、もう、これにはどんな女だってよろめいちゃうでしょう。と、イ・ミスクと同世代の私なんぞは思ってしまったのでした。

 ちなみに『情事』のVideo-CD(韓国版)には映像特典として名場面写真集が入っているのですが、これがまた美しい! まるでフランス映画のワン・シーンのようなのです。イ・ミスクが美しいのはもちろんですが、彼女に寄り添うイ・ジョンジェの姿には、もううっとりしちゃいました。

 どうみてもハンサムじゃない(友人いわく「ビシバシステムの住田隆そっくり」、ソチョンさんいわく「ルパン三世っぽい」)けれど、立ち姿が美しい「絵」になる男。その魅力は『Interview』や『イルマーレ』でも確認できます。どちらもヨーロッパ的な香りの作品で、全編に漂うエロティックなジョンジェ・オーラに酔わされてしまうこと必至です。

 今年は日本での公開予定が相次いでいることですし、宣伝のために来日してくれないかなぁなどと、期待している今日この頃なのでした。



投稿者:たいたいさん 投稿日:2001/7/4 20:41:26

 役者として幅広い演技で私達を楽しませてくれます。

 これから4本の作品が日本でも相次いで上映されるそうで、一人でも多くの人に見てもらいたいと期待しています。


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