HOME団体概要support シネマコリア!メルマガ登録サイトマッププライバシー・ポリシーお問合せ



サイト内検索 >> powered by Google

■開催記録
■シネマコリア2009
■シネマコリア2007
■シネマコリア2006
■シネマコリア2005
■シネマコリア2004
■シネマコリア2003
■上映作品一覧
■字幕レンタル


第8回シネマコリア上映会

〜コリアン・インディーズの世界〜

『八月のクリスマス』、『シュリ』、『JSA』...
   話題の韓国映画の中でも最先端を走るインディーズ・ムーヴィー
      韓国の新しい才能の息吹を、今、ここに

《開催概要》

日付 時間 作品名
9月1日(土) 15:30 《コリアン・ショート&アニメ》
18:00 唐辛子を干す
19:30 大学路で売春していてバラバラ殺人にあった女子高校生、まだ大学路にいる
9月2日(日) 11:00 唐辛子を干す
+ゲストトーク チャン・ヒソン監督
13:30 《コリアン・ショート&アニメ》
+ゲストトーク 土田真樹氏 「韓国インディーズ映画の世界」
17:00 大学路で売春していてバラバラ殺人にあった女子高校生、まだ大学路にいる
※ いずれもビデオ・プロジェクターによる上映

【日   程】 9月1日(土)・2日(日)
【会   場】 愛知芸術文化センター 12階 アートスペースE、F
名古屋市東区東桜1-13-2 TEL 052-971-5511
名古屋駅から地下鉄東山線に乗り「栄」駅下車、4番出口から東へ徒歩2分
【料   金】 各プログラム \1,200(当日券のみ、前売り券はございません)
【ゲ ス ト】 チャン・ヒソン(『唐辛子を干す』監督)
土田真樹(在ソウル映画ジャーナリスト)
【特   記】 ● 各プログラム定員入替制。
● 開場は上映の15分前です。上映開始後のご入場はかたくお断りいたします。
● やむを得ぬ事情により、上映作品、ゲストなどが変更になる場合があります。
● 会場のアートスペース内での飲食・喫煙は禁止されています。
【主   催】 シネマコリア
【後   援】 財団法人 名古屋国際センター
【助   成】 国際交流基金「日韓国民交流年草の根交流事業助成」
【協   力】 シネフィル・イマジカ、INDIESTORY、miro VISION、Intz.com


《上映作品》

『大学路で売春していてバラバラ殺人にあった女子高校生、まだ大学路にいる』
 英題 "Teenage Hooker Became Killing Machine in DaeHakRoh"
 韓国/2000年/60分 ※ 日本初公開作品
 監督=ナム・ギウン 出演=イ・ソユン,キム・デトン
 『鉄男 TETSUO』ライクな超低予算インディペンデント・デジタル・パロディ・カルト・ムービー。男どもの性欲を見極めることが出来る特殊なサングラスを使って、夜な夜な大学路で売春をする女子高校生。ある日、彼女は売春しているところを担任の先生に見つかってしまうのだが・・・ ソニーの6mmデジタル・ビデオカメラVX1000で撮影された本作は、韓国内のファンタ系映画祭で上映され話題騒然。ついには配給もつき、ソウルのアート系ミニ・シアターで単館ロードショーされた。第20回(2001)バンクーバー国際映画祭招待、第26回(2000)韓国独立短編映画祭「新しい挑戦」部門優秀賞受賞作品。

『大学路で売春していて〜』
 
『唐辛子を干す』
 英題 "Making Sun-dried Red Peppers"
 韓国/1999年/54分
 監督=チャン・ヒソン 出演=ソル・ジョンウォン,チェ・チョンス
 女性三代を主人公とした、女性監督による、インディペンデント映画。韓国では女性の仕事とされている「唐辛子を干す」作業を通じて、母娘三代の思いを描く。食っちゃ寝とテレビが大好きな肥満のぐうたら孫娘。家事より社交生活が忙しいママ。そして19歳で嫁入りして以来化粧することも知らずに黙々と家事をこなしてきたおばあちゃん。ほどよい日差しの秋のある日、アパートの屋上で唐辛子を干す作業が始まり、女三代が顔をあわせる機会が多くなる。お互いに不平不満を持っている3人。さて、彼女達の本音は? 山形国際ドキュメンタリー映画祭 '99、第50回(2000)ベルリン国際映画祭招待作品。

『唐辛子を干す』

《コリアン・ショート&アニメ》

 『調理場で』(韓国/1999年/21分)
 中華料理屋の調理場で働く男の日常。第16回釜山短編映画祭優秀賞・観客賞・釜山プレス賞受賞作品。

 『ある日のヒッチコック』(韓国/1998年/8分/アニメ)
 ある男が悪夢から目覚めると・・・ 1998年LG東亜国際漫画フェスティバル新人監督賞受賞作品。

 『おとうさんとあたし』(韓国/1999年/7分/アニメ)
 性的虐待を受けている女の子の物語。2000年ザグレブ国際アニメーションフェスティバル、第8回(2000)広島国際アニメーションフェスティバル招待作品。

 『現代家族』(韓国/2000年/14分)
 整形をする妻、浮気者の夫、自分勝手な息子からなる三人家族の本音と建前をユーモアたっぷりに描く。

 『非/常識』(韓国/2000年/20分30秒)
 いかにも韓国的な「常識」が生み出す「非常識」なできごとの数々。大邱短編映画祭招待作品。

 『クロック』(韓国/2000年/7分/アニメ)
 鳩時計の中で起こる意外な出来事。3Dコンピュータ・アニメーション。

 『ペットの背中』(韓国/1999年/6分/アニメ)
 とあるバーにやってきた犬。かたわらで肩を震わせて泣く猫。動物たちの悲喜こもごもの人生。第8回(2000)広島国際アニメーションフェスティバル新人賞受賞作品。

 『最後のピクニック』(韓国/1999年/18分30秒)
 韓国短編映画を代表する秀作。海辺にやってきた家族。彼らの目的は・・・ 第52回(1999)カンヌ国際映画祭短編映画部門審査委員大賞受賞作品。本作の監督ソン・イルゴンの長編デビュー作『花島』は、第58回(2001)ヴェネチア国際映画祭のコンペ部門に招待されることが決まっている。


『ある日のヒッチコック』


『おとうさんとあたし』


『クロック』


『ペットの背中』


『最後のピクニック』


《ゲスト紹介》

チャン・ヒソン(『唐辛子を干す』監督)
 『美術館の隣の動物園』(1998)のイ・ジョンヒャンに次いでデビューした若手女性監督。梨花女子大学社会生活学科卒、龍仁大学芸術大学院映画映像学科修了。大学生の時から独立映画集団「映画製作所青年」に所属し、ホン・サンス監督の『豚が井戸に落ちた日』(1996)の製作に参加する。デジタル・ビデオで短編映画を数本製作した後、1999年に『唐辛子を干す』(16mm)を発表。この作品は、国内映画祭で数々の賞を受賞したほか、山形国際ドキュメンタリー映画祭 '99、第50回(2000)ベルリン国際映画祭などに出品され話題となり、今年2月にソウルで単館ロードショーされた。

土田真樹(つちだ まき)
 在ソウル映画ジャーナリスト。『大学路で売春していてバラバラ殺人にあった女子高校生、まだ大学路にいる』『唐辛子を干す』の韓国国内配給にたずさわる。主著は、『21世紀をめざすコリアンフィルム』(1999年,パンドラ)に収録されている「配給が韓国映画の未来を左右する」。『韓国★香港ベストスターセレクション』(2001年,キネ旬ムック)にも寄稿している。


Copyright © 1998- Cinema Korea, All rights reserved.